Origin Access Premireの無料プレイに追加されたので返校をプレイしてみました。
返校(Detention)をプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7、8、10以降
- CPU:Intel Core 2 DuoまたはAMD Athlon X2 2以上
- メモリ:4GB以上
- GPU:NVIDIA Geforce 9600 GSまたはAMD Radeon HD4000d以上
- ストレージ空き容量:3GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows8以降
- CPU:Intel Core 2 QuadまたはAMD Phenom II以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 260またはAMD Radeon HD 5770以上
- ストレージ空き容量:3GBB以上
GPU内臓のCPUを搭載したPCがあれば十分プレイが可能になりそうです。エントリーモデルのゲーミングPCがあればより快適に遊ぶことができます。
返校の良いところ、悪いところ
返校の良いところ
- 日本風ホラーと同様な精神的怖さがある
- 独特な雰囲気
- しっかりと日本語訳されている
返校の悪いところ
- 謎解きの感覚に日本との違いを感じるところがある
- 敵の出現が唐突なところがある
総合感想
1960年代の台湾を舞台にしたホラーアドベンチャーゲームです。クロックタワーやトワイライトシンドロームを彷彿させるような2D横スクロール、マウスクリックゲームです。
驚かしたりするホラーではなく、精神的に追い詰められるホラーですので、そういったホラーを求めている人にはお勧めできません。
私はトワイライトシンドロームが好きなので、楽しむことができました。ちょっと進行するとお化けっぽい敵が出現するのですが、お化けによってやりすごしかたが若干変わります。
しかし、唐突に表れて意味もわからずやられてしまう場面もありましたので(一応対策のヒントは事前に提示されます。)マウスでの咄嗟の操作でやりすごすのは辛い部分もありました。
やられてもゲームオーバーにはならず、冥界のようなところからやり直しになりますので、やられてもそこまでストレスになることはありませんでした。
謎解きですが、不親切というか『その謎にこのアイテム使うの?』という方法が取られることがあって、感覚の違いを感じることが多くありました。ある意味アイテム総当たりで謎は解けるのですが・・・納得のいかない部分もちょっとあります。
また、音楽の怖がらせ方なのですが、何もないステージに限って追い詰められるような『出るぞ!出るぞ!?』という音楽が使われて『結局なにもないんかーい!』と思わされることも多かったです。そして、盛り上がる音楽も無い静寂のステージに限って急にお化けに出くわしたりと・・・『おいおい前兆ないんかーい!』というツッコミどころのある内容もあります。
決して面白くないわけではないので、精神的ホラーが好きな人は楽しめると思います。サクサク遊べるというゲームでもなく、そろりそろりと何度も同じところを歩き回ってじっくり謎解きを楽しむゲームとなっています。
ちょっと残酷なシーンというか、そこで血の表現は必要?ってところがあるので、日本のホラーとの感覚の違いを楽しみつつ、背中をゾクゾクさせたいのであれば、楽しむことができるゲームだと思いました。