最近SSDもHDDも安くなってきたので、SSDも買い時となり新しく買い足す人も多いかと思います。
しかし、安くなってきたといっても、気軽に何台も買い足す値段ではないのでSSDに使用するデータは厳選した方が良いと思います。
SSDに保存するべきデータ
SSDも安くなり500GBか1TBを購入する人も増えていると思います。そしてSSDは起動速度が大幅にアップするのでメインストレージにする人も多いでしょう。
もし、メインストレージをHDDのままにしているようであれば、SSDに交換した方が良いです。メインがHDDであれば、クローン化してSSDに変更しておきましょう。
そして、メインストレージにしたSSDには、なるべくデータの読み込み速度が必要となるアプリケーションやソフトを保存することをオススメします。
メインストレージなので、大前提としてOSをインストールすることになりますが、余った容量は重要なアプリやソフトに使用したいものです。
SSDに保存したいデータ
起動に時間のかかるアプリ
SSDに保存するなら、アプリケーションソフトで、起動に時間がかかるものを優先的に保存すると良いでしょう。
フォトショップ等の写真編集ソフトや動画編集ソフトなど、動作の重いアプリケーションはSSDに保存しておくと、起動が早くストレスがなくなります。
重いデータのPCゲーム
3DCGを使ったような重いPCゲームはSSDに保存した方が起動が早いので、積極的にSSDにゲームをインストールした方が良いです。
逆に2DCGや動作の軽いゲームはHDDでも起動速度は変わりません。以前実験してみましたが、バトルフィールド5をSSDにインストールしたところ大幅な速度アップとなりました。
また、ソウルキャリバー6では起動時間の短縮以上に、バトルとバトルの合間のローディング時間がスムーズになったので、格闘ゲームもSSDにインストールする意味があったと思えます。
HDDに保存するべきデータ
HDDに保存するデータは、長期的で起動時間に関係が無いものが良いでしょう。動画や写真のデータ、エクセルやワードのデータなどは積極的にHDDへの保存で良いかと思います。
また、HDDは買い足しがしやすい値段なので、データのバックアップ用として購入しても良いでしょう。もしHDDを複数購入する余裕があるならば、動画用、写真用、ゲーム用、アプリデータの保存用とデータの系統毎に保存するHDDを分けておくとバックアップの際に整理が楽です。
複数のHDDを外付けにする場合、複数のHDDを管理できるハードがあると、とても便利です。
予算があるならSSDへ移行
HDDからSSDに移行すればローディング速度が向上するので、お金に余裕があるならSSDへの移行をしておくと良いでしょう。特に負担の大きいPCゲームは大きな恩恵があります。
しかし、まだまだSSDも1TBの容量となると1万円を割るような値段ではないので、大容量のデータ保存には向いてはおりません。今のところは保存するデータを厳選していくと良いでしょう。