以前はPCの静音性を高める!なんていうことに躍起になったこともありましたが、最近のPCは本当に静かになったと思います。PCを稼動させていてうるさいなと感じる事はかなり少なくなりました。何故、そこまでPCの静音性が高まったのか改めて考察をしてみました。
PCの静音性が上がった理由
HDDからSSDへ
昔は記憶媒体と言えばHDDでしたが、最近はSSDも安くなりHDDからSSDへの移行も進んできております。HDDのカリカリ音を聞く機会も大分減ってきたと感じます。
SSDは読み書きにまったく音がしないので、逆にちゃんと作業しているのかな?と不安になってしまうほどです(笑)
光学ドライブの不要化
昔は、光学ドライブ(BD、DVD、CD)等を使う機会も多く、光学ドライブを使って、光学メディアを読み込む際の回転音と回転によるPC本体の振動がありました。
しかし、最近では月に1回光学ドライブを使うか使わないかくらいの状態なので、こういった回転音や振動音を聞く機会も本当に減ったと思います。久々に聞くと物凄くうるさかったことがわかります。
PC内部パーツの性能向上
CPUやグラフィックボードの性能が向上されて、PCファンが唸りを上げて回転して排熱しなくとも、それなりの性能が得られるようになりました。
昔は少しでも負荷の高い処理をPCに任せようものなら、CPUの温度が上昇し、ファンが【ヴァァァアアアア!!】と回転を始めたものですが、最近そういった状況になることはかなり稀だと感じます。
CPUファンが本気を出す作業は、3DCGのレンダリングとか、容量の大きい動画のエンコードくらいじゃないでしょうか?普段は本当に大人しいので、たまにファンの回転止まってないよね?と心配になるくらいです。
周辺機器の静音性向上
キーボードやマウスなども昔の物より静音性が上がっていると感じます。昔のマウスやキーボードはもっとカチャカチャと音がして、耳障りだった覚えがあります。仕事何某でカチャカチャターーーン!(イラッ)という音も最近耳にしなくなりました。
私は数年前からマウスもトラックボールにしたので、マウスを移動させる擦り音も無くなってかなり自分から出る音も少なくなったと思います。格闘ゲームのアーケードコントローラーだけは、未だに音がうるさいですが(笑)
神経質にならなければ気にならない
改めて最近のPCでの日常音を振り返ってみるとかなり静音性が高くなっていると感じました。昔は起動からピポ!ジジジガガー フィィイイイイーーーン ヴィヴィ ヴィヴィヴィヴィ カリカリカリカリカリカリ→windowsの起動音というような音がして光学ドライブを使おうものならブオオオーーーン!カタカタカタカタなんていう音がしておりました。
しかし、最近PCを立ち上げてもピッ ジジ→windowsの起動音(SSDで起動も高速)なので、本当に静かになったと思います。通常の使用状況でしたら気になるような音もしません。神経質に聞き耳を立ててグラボやCPUのファンの音がしているかな?くらいだと感じます。
確かにスマホとかタブレットを考えたら駆動音はしますが、スピーカーで音を出していたら全く気にならないと言っても良いような状況です。ここ何年かのPCの性能向上やパーツの変化で静音性を売りにしていないPCでもかなり静かな状態であると思えます。
普段何気なく使っているとわからないものですがオーバークロックをしての使用とか、負荷のかかる作業をメインで行なわなければ通常のゲーミングPCでもかなりの静音性が得られる状況になったものだと感じました。