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G-SyncやFree-Syncって何?どんなメリットがあるのか解説

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モニターを選ぶ際に、機能面で【G-Sync対応!】とうたっている商品を見かけます。G-Syncって何?V-Synkとか垂直同期とかと何が違うの?と疑問に思った人もいらっしゃると思います。

私も最初は、何が何だかわかりませんでした。G-Syncという機能がモニターに付いていると何か良いことがあるのか?ほかのモニターと同違うのか?ということを書いていきたいと思います。

G-Syncとは

G-SyncはNVIDIAが開発した技術です。NVIDIAのホームページにはモニターのリフレッシュ レートをGPUのフレームレート出力にあわせてくれる技術だと説明されております。

一体どういうこと?というと、GPUが出した映像のタイミングにモニターの映像表示タイミングを合わせる機能です。餅つきに例えると、餅をつく人(GPU)と餅を返す人(モニター)の息が合った状態に餅を返す人が合わせられる状態です。

G-Syncが無いモニターとなると、餅を突く人が高速で餅つきをしたくとも餅を返す人が息を合わせられずにギクシャクするという状態になります。いわばこの状態がモニターで出た映像のカクつきに繋がる理由のひとつです。

ちなみのこのG-sync機能はNVIDIA製のGPUにしか対応しておりません。AMD製のGPUはFree-Syncという機能に対応しています。ちなみにFree-Syncはモニターに専用チップを搭載しなくて良いのでG-sync対応モニターよりも割安です。

それならG-Syncはコスパ悪いのか・・・と思ったかもしれませんが実は2019年1月15日に配信されたドライバ【GeForce 417.71 Drive】でFree-Sync対応モニターでもG-Syncが使えるようになりました。

対応しているモニターはNVIDIAのホームページにあるモニターの一覧を見て確認しましょう。

G-Syncのメリットとデメリット

G-Syncのメリット

  • G-Sync対応モニターであれば滑らかな映像表示が可能
  • 高いリフレッシュレートに対応

G-Syncのデメリット

  • DisplayPortやHDMI2.1以上の対応が必要
  • G-Sync対応モニターは高い

最新版のGPUとモニターで幸せ

G-Syncもドライバの適用でFree-Sync対応モニターで使えるようになったので、高いG-Sync対応モニターを買わずとも滑らかな映像に触れる機会が得られます。

G-Sync対応モニターかどうかで、モニターの値段が1万~2万円変わってくることもあるので、これは大きいことであります。

私もゲーミングモニターを購入しましたが、G-Sync対応のモニターは高いので躊躇してやめてしまいました。しかし、今であればFree-Sync対応モニターでも良いということで、ゲーミングモニターの購入を再度考えてしまいます。

グラフィックボードもRTXシリーズも値段が落ち着きつつありますし、今年はゲーミングPCを購入することを目標としているので、色々と迷ってしまいそうです。

私はとくにアクションゲームや格闘ゲームが好きなので、描画テクノロジーの恩恵を受ける機会が多いと思いますので、ここらへんの技術向上は嬉しい限りです。

G-SyncやFree-Sync対応!とうたっているモニターは、値段こそ高いですが、映像が目まぐるしく移り変わるゲームなどを遊ぶ際には重要な要素なので、もしそういったゲームを遊ぶ方はモニターの購入、PCの購入の際にはこの機能のことは気にしておくと良いでしょう。