不要になったパソコンを売りたいということで、以前パソコン一式での売り方を書きましたが、今回はパーツ単体での売り方を紹介します。
パーツのみ販売のやり方
パソコンを売る際に、値段がつかないのでメルカリやヤフオクなどで『ジャンク品』として安く売っているものを見かけます。これ、実は非常に勿体無い売り方をしております。
一式で値段がつかなかったら、ちょっと面倒ではありますが、パーツ単品で売ることをオススメします。とくにデスクトップPCはパーツの増設をしたい人も多いので、古いパーツでも値段がつくことがあります。
パーツによっては、売れないものもありますが、売れる(値段がつきやすい)パーツを紹介していきます。
グラフィックボード
値段が一番つきやすいパーツです。とくにGTX1000番台でしたら、今でもそれなりの価格で取引がされております。
出品する際には、どんな用途で使用していたかも書いておきましょう。『マイニングで酷使した』なんてことがなければ、しっかりと値段がつくはずです。
メモリ
大分値段が下がりましたが、DDR4メモリは需要があるので高く取引することができるでしょう。型番もしっかりと調べて紹介すると尚良いです。
CPU
ソケットの形状により値段が変わってきてしまうと思われますが、それなりに需要のあるパーツです。
SSD
需要はあると思いますが、しっかりとフォーマットをした上で、データをクリーニングしないと怖いパーツなので、私はあまり売却を薦めたくないです。
電源
何かあったら怖いパーツではありますが、良い電源だったら売れる可能性もあります。
マザーボード
規格の良し悪しが出やすいので、新しい規格のものでしたら、売れるでしょう。
PCケース
こちらも規格の良し悪しによります。機能性が良く、状態が良ければ売れるでしょう。
キーボード&マウス
有名メーカーの良いキーボードは値落ちしませんが、安いキーボードは二束三文程度になってしまいます。左手用キーボードのG13R等は高く売れます。
モニター
ゲーミングモニターや4Kモニターは高く売れるかもしれませんが、通常のモニターは値段に期待は持てません。
パーツを分解はそんなに手間がかからない
PCのパーツを分解するのは面倒そうに見えますが、実はそこまで手がかかりません。プラモデルを分解するよりも簡単です。
デスクトップPCを購入するメリットは、確かにパーツの拡張や増設も簡単ですが、パーツも分解して売りやすいという利点もあります。
ノートPCは分解しても、売れるパーツは限られております。ノートPCは上手に分解しないとパーツの接続部が弱いので、ある程度慣れていても難しいと感じます。それにノートPCは分解したところで、パーツの需要もあるかどうかが微妙なところです。
もし、PCが不要になって少しでも高く売りたいということであれば、ヤフオク、メルカリに一式で出す前に、パーツの型式を調べてパーツ単体で売れるか確認してみると良いでしょう。
それでも値段がつかなければ、BTOショップ等で下取りに出すのが一番だと思います。