パソコン工房で開始された新サービス『ゲーミングPCアップグレードクイック診断』(税込500円)とはどんなサービスなのか?気になったので調べてみました。
https://pc-support.unitcom.co.jp/support/onecoin_upg.php
手持ちのPCのアップグレード相談
古いPCを所有しているのだけど、最新のPCゲームをプレイしたいが、どのパーツを交換してアップグレードして良いかわからない。
そんなPC初心者の方にお届けするサービスが、この『ゲーミングPCアップグレードクイック診断』というサービスです。サービスの流れは下記の通りです。
1:お手持ちのパソコンを近所のパソコン工房店舗に持ち込みする
もし、近隣にパソコン工房の店舗が無い場合は、パソコンを引き取りに来てもらえるWebピックアップサポートがあります。(通常3,000円ですが期間により無料サービスキャンペーンもあり)
2:遊びたいPCゲームの名称を伝える
パソコン工房の店員さん、ネット申し込みであれば担当者の方に、遊びたいPCゲームの名前を伝えます。
3:持ち込みPCの診断
持ち込まれたPC、ネット申し込みであれば到着したPCの診断後、持ち込まれたPCに不具合があるか?スペックのチェックを行って、遊びたいPCゲームに不足するスペックなどを調べてくれます。
4:アップグレードプランの提案
3で行ったチェックの結果をもとに必要なアップグレードプランが提案される。ただし、PCによってはアップグレードしても対応できないゲームもあります。
あくまでのプランの提案なので、500円でアップグレードしてもらえるわけではないということを理解しておく必要があります。
アップグレードや交換は結構なお値段
アップグレードプランが提案されたら、今度は交換に必要なPCパーツの購入と、更にパーツの交換手数料がかかります。
例えばマザーボードの交換費用は10,000円(税抜)+マザーボード本体代ということになります。パーツが必要になればなるほど、この費用は嵩んでくると思われます。
場合によってはアップグレードよりも、新しい本体を購入してしまった方が安く済む場合もあるでしょう。
5年以上経過しているのならアップグレードよりも新規購入
購入したPCの本体が5年以上経過しているのなら、よほどの高いスペックのPCでないのであれば、新しいPC本体を購入してしまった方が良いと思います。
私の個人的な価値観では3年でギリギリアップグレードで対応できるかな?と思います。ただし、3年前に購入したPCのスペックがかなり高いようでしたら、パーツ交換でイケることもあります。
しかし、CPUやメモリの進歩は早く、とくにCPUにおいては、マザーボードのソケットが対応していないことが多いので、CPUやメモリを入れ替えるとなると、ほとんどのパーツ交換になります。
そういった場合になるようなら、新しい本体を購入して古い本体は実験用に残しておくことを私的にはオススメしてしまいます。一度自作やパーツ交換をするだけで、PCの知識は大幅に増えるからです。
購入して1年か2年のPCでしたら、この『ゲーミングPCアップグレードクイック診断』も使う意味はあるかと思います。
ノートPCは諦める
ノートPCは、そもそもアップグレードしようにもHDD(SSD)交換とメモリ増設くらいしかできないので、アップグレードは諦めた方が良いでしょう。
アップグレードを考慮したPCを購入するなら、やはりデスクトップゲーミングPCをオススメします。
まとめ
もともとPCのスペックが高い、または購入して間もないPCでしたらこの『ゲーミングPCアップグレードクイック診断』も使う意味はあるかと思います。
ちょっとずつPCパーツをグレードアップするのも楽しみの一つでありますが、自分でパーツ交換できないのでしたら、結局高くつくので個人的には新しいPCを買ってしまった方が不具合の心配もなくPCゲームができて良いかと思います。