Intel Z390チップセット搭載のマザーボードが発売されました。去年(2017年)11月頃発売されたZ370チップセットの後継にあたるようです。
しかし、どの面が強化されているのか?既にZ370チップセットを持っている人間にとって必要なものなのか?を書いていきたいと思います。
Z390とZ370の違い
Z300シリーズの最新型ということで、機能的に大幅にパワーアップしているところを期待しますが、一体どこまで変化しているのか?
明確な違いは下記の性能となっています。
- 第9世代のCPUを使用可能(第8世代も勿論使用可能)
- USB3.1 Gen 2 Portsを6ポート使える
- 無線対応(Intel Wireless-AC 802.11/ac、Bluetooth 5.0)
その他の性能は現行のZ370と同じ性能です。
違うところは魅力的?
Z390の明確な違いと言える性能について詳しくスポットを当てると、その機能は本当に魅力的なのか?がわかると思います。
第9世代のCPUを使用可能
Core i9-9900K、Core i7-9700K、Core i5-9600Kと呼ばれる第9世代のCPU『も』使用可能となるのが、このZ390の特徴です。
一番魅力に感じる部分であると思えます。新しいCPUの性能とは?それを知ることができます。
USB3.1 Gen 2 Ports
USB3.1 Gen 2 Portsは10Gbps(理論値)まで転送速度が上がります。現状のUSB3.1 Gen 1 Portsは5Gbps(理論値)です。
この転送速度を魅力に感じるなら、購入必至ですが、USB3.1 Gen 2 Portsに対応する機器を買わなければなりません。
無線対応
無線器機を別途設置する必要が無くなるので、無線化の世の中ではとても便利だと思います。
しかし、有線LAN以上の速度が出るか?と言ったら謎なところなので、ここはPCを使う状況によりけりだとも思います。無いよりは有った方が良いという機能ではあると思います。
まとめ
今現在Z370チップセット搭載のマザーボードを使っていて第9世代のCPUをいち早く使いたい!ということでもなければ、いきなり買い換えるほどのものでは無いと個人的に判断します。
そろそろ、PCを購入したいと考えているならば、十分魅力的なマザーボードであると思います。私も今、新しいゲーミングPCを購入するなら、後々のことを考えてZ390搭載のゲーミングPCを選ぶと思います。
Z390チップセットを搭載したマザーボードも各社から発売されているので、自作PCという選択肢も出てきて悩ましいところでもあります。
そろそろ私のメインで使っているゲーミングPCも色々と苦しいところが出てきたので、今年は色々購入してしまったので、来年あたりRTX20○○シリーズのグラフィックボードから考え、最新PCを組むかBTOショップで購入したいという野望が出てきます。