日本ではまだまだ普及しておりませんが、e-Sportの賞金や実況配信の収入を見据えて、世界ではゲームのコーチを依頼する事業が存在するようです。
その名もGAMESENSEI(https://www.gamersensei.com/)というサイトです。日本では全く普及が見られないe-Sportなのですがドメインがゲーム先生というところで、日本がやるべきなのでは?と考えてしまいました。
オリンピックを控えているがe-Sportには消極的な日本
JOCもe-Sportはそもそもスポーツか?という見方が強いようで、日本ではどうも『スポーツ=運動』という位置づけで見られているようです。
『Sport=競技』として見ている海外との考え方の乖離が見られます。個人的には運動だってゲームだって、人を楽しませるエンタテイメント性は変わらないと思いますが・・・・。まだまだ難しいようです。
どうも日本では『ゲーム=子供の遊ぶツール』という認識が強いように見えます。結構戦術的にも見ていれば楽しいのですが、新しい物を受け入れられるということは簡単ではないことを実感します。
日本で認知度を上げるべき
ネットや動画やゲームに親しんでいる世代には、すでに実況動画やe-Sportは受け入れられ始めていると思います。
子持ちの友達に聞くと最近の子供の間ではTVの話題よりもYouTubeの動画の方がよっぽど話題になっているようです。『子供が見たいもの』が直ぐに見られるのだから仕方が無いことでしょう。
しかし、日本ではTVを主に見る層は、高齢化する一方だと感じます。父母は見ておりますが、うってかわって私は最近TVを全くと言って良いほど見ておりません。
TVの視聴される年代である高齢化する視聴者にウケると言えば昔からあるスポーツだと思います。多分その世代にいきなりe-Sportをアピールしても『ふぁみこん』『ぴこぴこ』扱いで終わってしまうかもしれません。
そう考えると、もっとe-Sportの知名度を上げるよし仕方無いのかもしれません。マイナースポーツもひっそりと行なわれていることもあるので、その枠にとどめられてしまいそうです。
両親もゲームしていた世代
時代も移り変わり、ファミコンやスーパーファミコンを遊んでいた世代が、親になってきております。子供に対する『ゲームへの理解』も深まってきていると思います。
日本では『ゲーム=遊び』と捉えられ、『勉強の邪魔』と捉えられて悪者にされることが多かったのですが、両親がゲーム世代になるにつれ『ゲーム=悪』ではないことが最近広まってきているとも思います。
受け入れられるには時間がかかる
日本ではどうも『趣味』に『実益』を求める風潮があると思います。『それお金になるの?』『なんの役に立つの?』ということで趣味を貶めてくる人が後を絶ちません。
しかし、日本でもe-Sportが受け入れられれば、『将来はe-Sport選手』なんていう夢が、両親から支えられる日がくるかもしれません。
まだ、日本で『ゲームのコーチを頼む』なんていう仕事が受け入れられるとは思えませんが、いずれそういった世の中がくることを祈っております。
私の世代ですと『趣味ゲーム』は鼻で笑われることも多かったので、実況プレイともども色々な方に受け入れられるコンテンツになってくれたらゲーム好きとしては嬉しいことかもしれません。