PCを購入する上で、CPUの構成に頭を悩ませるところだと思います。最近性能の向上が著しいAMD社のRyzenシリーズを購入するか?安定したIntel者のCoreシリーズを購入するか?できれば後悔したくないのが心情です。
最近私も、新しいPCを購入する際には、Ryzenシリーズにチャレンジしてみようか?とも考えているので、色々ベンチマークや性能をしらべてみました。調べてみてわかった用途別にオススメのCPUを備忘録で書いていきます。
用途別オススメCPU
ゲーミングPCに搭載するならIntel Coreシリーズ寄り
最近AMD社が協力して、AMD社のCPUに最適化されたゲームを開発しているところもありますが、いまだにPCゲームはIntel社製のCoreシリーズに最適化されたものが多いです。
現状、ゲーミングPCを購入するのでしたら、Ryzenシリーズよりは、Coreシリーズを購入した方がスムーズなゲーム処理が行われます。
しかし、3DCGを多用したゲームは、どちらかというとグラフィックボードの性能を重視した方が良いので、グラフィックボードとの相性に重点を置くと尚良いでしょう。
イラスト製作や写真や動画編集
写真や動画の編集と言えば、Adobe社のフォトショップやイラストレーターを使って行なうイメージです。そしてAdobe社のソフトは現状Coreシリーズと相性が良いのです。
重たい写真編集や動画編集にPCを使うようであれば、Intel社のCoreシリーズを搭載したPCを購入すると良いでしょう。
事務処理
Microsoft OfficeソフトもCoreシリーズに最適化されております。事務処理用PCであれば、Coreシリーズを搭載したPCを購入した方が良いでしょう。
マルチタスク作業
ゲーム実況や○○中に□□な作業をしたいという複数の事を同時に行ないたいという欲張りな人は、コア数とスレッド数が多いRyzenシリーズがオススメです。
色々な作業を同時進行したい人は、Ryzenシリーズであれば処理落ちなどを気にせずに楽しむことができます。
3DCG作成
どちらか?と言えば私はコア数とスレッド数の多いRyzenシリーズがコスパが良いと考えます。しかし、費用を出せるのであればIntelのXeonシリーズにするという方法もあります。
3DCGを本格的に開始したいのであれば、CPUよりもグラフィックボードをQuadroシリーズにしておきましょう。
今のところCoreシリーズがおすすめ
Ryzenシリーズの性能向上が図られておりますが、今のところその他のPCパーツやソフトがRyzenシリーズに最適化されていないという現状が見えます。3DCG作成寄りのPCが欲しい!マルチタスクで複数作業を同時進行したい!という人でなければ、Coreシリーズで良いかもしれません。
今後Ryzenシリーズがより世の中に浸透してくれば、この状況も変わっていくと思います。コロコロとソケットが変わるIntelのCPUよりも長くマザーボードが使える。更に安い!という2点はRyzenシリーズの長所だとも言えますので今後頑張って欲しいです。
性能面ではいまのところCoreシリーズの使い勝手が良いことがわかりましたので、安定性を求めるのであればCoreシリーズの購入が良いでしょう。
私は、調べれば調べるほどRyzenシリーズを使ってみたいという好奇心が勝ってきたので、次に買うゲーミングPCのCPUはRyzenシリーズかな・・・と考えてしまっております(笑)