先日、安価なゲーミングモニター『BenQ ZOWIE XL2411P』を購入しましたので『格闘ゲーム』に特化した形で感想を書いてみたいと思います。
格闘ゲームにおけるゲーミングモニターの有効性
FPSやTPSなどフレームレートが60を超える表示がされるゲームであれば、リフレッシュレート144hzの恩恵をうけられます。しかし、2D格闘ゲームの多くは60fpsの上限が設けられており、144hzの恩恵はさほどありません。
そうなると恩恵を受ける要素は、応答速度の方です。以前はウルトラワイドモニターを主に5ms程度の応答速度でしたが、今回『BenQ ZOWIE XL2411P』では1msという非常に早い応答速度となっております。
格闘ゲームにおいて敵の攻撃に反応するためには、この応答速度が重要だと思います。液晶などで見られる残像をほとんど感じずにプレイすることができました。
ストリートファイター5
実際にゲーミングモニターでストリートファイター5をプレイしてみました。応答速度が上がったおかげで、敵の攻撃が見やすくなりました。
また、FPSやTPSで60を超えるフレームレートに慣れてしまったせいなのか、若干動きが滑らかでは無く見えてしまうこともありました。
あとは腕の問題なのですが、なんとなく昇竜拳や波動拳を出すタイミングが合って勝率が数%はアップした気がします。
格段に快適性は上がりましたので、ゲーミングモニターの恩恵は十分受けられたと思います。
THE KING OF FIGHTERS XIV
こちらもストリートファイター5同様の恩恵があったと思います。プレイヤーである私のコマンド入力能力が追いついていないので、攻撃が見えるけど対応できないというもどかしい状況が増えました(笑)
以前は残像ばっかりに見えていたゲームですが、ゲーム速度が速い分、応答速度の早さが生きていると思います。
THE KING OF FIGHTERS 98
今回Steamのサマーセールで購入してみました。既にレトロゲームの域になりつつあります。
ゲーミングモニターの恩恵があるか?と言われたら、あまり感じませんでした。レトロ系の2D格闘ゲームではゲーミングモニターはあまり必要無いかと思います。
BlazBlue Centralfiction
ゲームの進行が素早いゲームです。こういったゲームは残像がチラチラすると何をしているかわからなくなるので、ゲーミングモニターの恩恵が大きいと思いました。
基本的にアークシステムワークスのゲームはエフェクト含めて画面が見づらいのですが、そんな状況も少しは改善されると思いました。
Fight of Gods
元よりゲーム速度が遅いので、あまり恩恵は感じませんでした。このために久々にプレイしましたが、地味にキャラが増えていました。
ゲーム進行速度の速いゲームでは恩恵が得られる
アークシステムワークス系やTHE KING OF FIGHTERS XIVといったゲームの進行速度が速いゲームでは恩恵が得られると思いました。
とくにエフェクトがバチバチ入るアークシステムワークスのゲームでは、その恩恵が大きいと思います。ストリートファイター5あたりくらいでボチボチの恩恵が得られると感じました。
FPS、TPS好きほどではないですが、格闘ゲーム好きでもゲームによってはゲーミングモニターは大変有用であると感じました。
最近2D格闘ゲームを遊ぶにもそれなりにPCスペックが必要になってきているので、格闘ゲームのためにゲーミングPCを購入する人は、ゲーミングモニターも一緒に購入することをオススメします。