sim搭載したスマホやタブレットに無線接続して、ネットワーク環境を構築するテザリングですが、テザリングをしてのゲームプレイは実用に耐えられるのか確認してみました。
ネットワーク速度は問題無い速度を得られる
テザリングを試してみましたが、近い距離でテザリングをしている場合は、全く問題無いネットワーク速度が得られます。
ただし、極稀に不安定になることも見られるので、安定はしているか?と言われたら、しておりません。ネットワーク速度を安定して得たい場合は、やはり有線接続に分があります。
電波が得られればどんな場所でも遊べる
テザリングするスマホやタブレットの電波状況さえよければ、テザリングするPCはどこでも扱えるようになります。ノートPCやスティックPC等の使い勝手は益々上昇します。
先日GPD Winを使用して外出先でPS4リモートプレイからモンスターハンターワールドを起動してプレイしまいしたが、しっかりと遊ぶことができました。
通信にかかる料金は非常に高価
テザリング接続の大きなネックとなるのが経費、つまり通信料金となります。データの大きな通信をすると、パケット料金も大幅に増加します。
高画質ゲームで常時ネットワーク接続しているようなゲームは大きな容量をネットワーク上でやりとりしているので1時間程度遊んだだけでも1GBのデータ容量を通信することになります。
だいたいスマホやタブレットの月々の基本パケット量は7GB程度だと思いますので、1日1時間のテザリング接続でも7日間しか遊べないような状況です。
テザリングのためにパケット通信量を増加させると、結局追加料金が発生してしまうので自宅にネットワークを施設した方が良い状況になります。
テザリングでオンラインゲームは実用的?
メールの送受信やPC上のファイルのやりとりくらいでしたら実用的でありますが、PCゲームとなるとネットワーク速度が安定しないことと、通信料がかかるというところで実用的ではないと思います。
気兼ねなくPCゲームをしたいのであれば、自宅に無制限にネットが使えるネットワーク回線を別途契約してしまった方が良いでしょう。
テザリングでゲームを遊んでいてもネットワーク速度が安定しなかったときに一緒に遊んでいるプレイヤーにまで迷惑をかける可能性も否めないのでテザリング接続はオススメでないと言えます。
通信料金が怖くない、テザリングをしても安定したゲームプレイ状況が得られるという確信があるなあらばテザリングもネットワーク接続の一つの手ではあると思います。