仮想通貨が流行したおかげで、グラフィックボードがマイニング需要で高騰しており、PCゲーマーとしては迷惑な話だと思います。
以前マイニングについて記事も書きましたが、まさかココまでグラフィックボード市場に影響が出るとは思ってみませんでした。
海外でマイニングが流行?
日本ではマイニングしても電気代を考えると大幅な利益はあがらないと考えられますが、海外では電気代が安価なので業者等の利益を求める人達がグラフィックボードを買い占めているようです。
1月下旬頃にNVIDIAから、『グラフィックボードはゲーマーに優先して販売して欲しい』というお願いのようなものがありましたが、今もグラフィックボードは高騰を続けております。
日本へ輸入されてくるグラフィックボードも元は海外のものですから、海外で品薄になれば日本に輸入されてくるものも減り、値段が高騰してしまうのは仕方が無いことです。
PC自作派には辛い状況
パーツ単体が軒並み値上がりしているので、とにかくPC自作派の人には辛いと思います。私のように組むのが面倒なタイプはBTOショップでの購入で良いと思いますが、組むことが楽しい人にはたまったものではないでしょう。
PC自作派は、最新のグラフィックボードやメモリよりも中古の古い型のグラフィックボードやメモリ等を探すというなんだかおかしい自体になってきていると思います。
私が単品で購入したグラフィックボードも購入時は33,000円だったものが、今では45,000円となっており驚愕しております。
メーカーも増産に二の足を踏む状況
マイニングがこれからも需要のあるものであればメーカーも増産できると思いますが、一過性で終わってしまったら一気に中古グラフィックボードが溢れてしまうと思います。
そうなってしまえば、メーカーは在庫を抱えてしまい大損をしてしまうので増産にも踏み切れないと思います。実績の無いマイニングにメーカーは期待できるか?と言えば不安な要素だと思います。
マイニング需要はいつまで続く?
マイニングも需要が高まりすぎて、ある意味コストが落ちているのでは?と感じるところもあります。しかしながら日本での需要が主流では無さそうなので海外の動向が今後どうなるか?だと思われます。
できれば、マイニング需要が落ち着いてくれるか、メーカーでグラフィックボードの増産がされると嬉しいのですが、現状は難しいのかもしれません。
私個人は今のところGTX1060(6GB)で満足はしておりますが、今年中にはGTX1080か次世代グラフィックボードを搭載した新PCにしたいと思っているので、その頃には価格も落ち着いてくれると良いなと思います。