ストリートファイター5が2017年1月17日にアップデートされストリートファイター5 アーケードエディションになりましたので早速プレイしてみました。
ストリートファイター5 アーケードエディション動作環境
最低動作スペック
- OS:Windows 7(64bit)
- CPU:Intel Core i3-4160 以上
- メモリ:6GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 480, GTX 570, GTX 670以上
推奨動作スペック
- OS:Windows 7, 8, 8.1, 10(64bit)
- CPU:Intel Core i5-4690K以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 960またはAMD Radeon R7 370以上
ストリートファイター5 アーケードエディションをミドルスペッククラスのPCでベンチマーク
私の所有するミドルスペッククラスのゲーミングPCで今回動作チェックを行ってみました。計測にはMSIアフターバーナーを使用しております。
ちなみに私のPCスペックはCPU Core i7-4790、メモリ16GB、GPUはGTX1060(6GB)となっております。
数値の計測中は高画質設定、解像度は1920×1080ウィンドウモードでプレイした状況となっております。
無印版の計測結果はコチラの記事にあります。
GPU負荷率
アーケードディションになった際に、無印で計測した際にはGPUの負荷は40%程度でしたが、今回は50%程に微妙に上がっているようです。
ビデオメモリ使用量
多いところで1.6GB程度となっております。こちらは最高画質上前回よりも数値が下がっておりました。アーケードエディションでビデオメモリ負荷が軽減されているような結果になりました。
フレームレート
フレームレートは、終始50~60fpsで表示されております。コチラも前回同様フレームレートは落ちず問題なくプレイできておりました。
CPU負荷率
コチラも前回同様20%程度と非常に負荷が低いのでCPUの性能はあまり求められてないような状況です。
メモリ使用量
コチラも5GB以内に変化しており、前回の計測では5GBを超えていたのでメモリにかかる負荷もスリムになっているという計測結果が出ました。
上記のことを踏まえると
アーケードエディションになって負荷が軽減されているような結果が出ました。ミドルスペックのゲーミングPCであれば、基本的に問題が無いプレイができるということがより明確になった気がします。
ストリートファイター5 アーケードエディションの良いところ、悪いところ
ストリートファイター5 アーケードエディションの良いところ
- アーケードモードが追加されCPU戦がより楽しめるようになった
- メニュー画面等の色合いが金色を基調として豪華な装いになった
- 期間限定だがさくらが使える
ストリートファイター5 アーケードエディションの悪いところ
- 相変わらずファイトマネー稼ぎが辛い
- アーケードモードは作品毎に使えるキャラが限られている
- つきつめるとライトユーザーには相変わらず敷居が高い
総合感想
ストリートファイター5がアップデートされてアーケードエディションになりました。新キャラさくらも追加され、今後さらに追加キャラも予定されており、今後の展開にも期待したいところです。
楽しみにしていたアーケードモードですが、ストリートファイターからストリートファイターVまでの作品毎に使えるキャラがそのゲームに登場したキャラクターに限定されるため、使用キャラによっては理不尽な思いをします。
バトルシステムが変わるわけではないので、クリア後のハイスコア取得の楽しみと絵師によるグラフィックの開示に満足を得られないのであれば、満足は得られないと思います。
せめてアーケードモードでもファイトマネーがちょっとでも稼げたらよかったのですが、そういったことはありませんでした。ウィークリークエストのようなお題で称号やファイトマネーをもらえたりしますが雀の涙ほどの報酬です。
さらにファイトマネーをかけて挑戦する真・豪鬼も強すぎるためファイトマネーを稼ぐどころか捨てるような形になっております。結局はライトユーザーにはあまり優しくないつくりになってしまっていて、残念に感じました。
ゲーム自体は面白いのですが、期待以上の要素が追加されたわけではないと感じました。Vトリガー2による戦略の増加もありますが、ライトユーザーからすると使いこなすまでには至らないような状況です。
とにかくヤリコミが必要であり、長時間練習をすることが前提な作りはそのままです。アーケードモードもCPUレベルがハードになったらいきなり強くなるので、歯応えを感じる前にやられてしまう状況です。
個人的にはもうちょっとライトユーザーにも優しい作りでないと、格闘ゲームの裾野が広がらないように思えました。海外では売れているようなので、あまりそういったユーザーのことは配慮していないのかもしれません。
やるなら、しっかりとヤリコム意気込みが必要なゲームであると、改めて思い知らされたような気がします。