先日購入したアサシンクリード・オリジンズにフォトモードが搭載されており、非常に楽しいので、他のゲームにも是非搭載していって欲しいという話です。
フォトモードって何?
ゲームでスクリーンショット(以下スクショ)を撮ることは大分当たり前となってきました。ゲーム内のあんなシーンこんなシーンを思い出に撮影し、更にフレンドにSNSに公開なんてことも可能です。
しかし、フォトモードはスクショでは飽き足らず、まるでカメラ撮影するかの如くゲーム内でカメラ撮影を行なえるモードです。フォトモードにも様々あり、ズーム機能やピント調節機能や各種効果を加えるフィルター等も準備されているゲームもあります。
撮影アングルは、ゲーム上でキャラクターから見る視点や、TPSでキャラクターを移すカメラ視点以上の点まで動かせることが特徴と言えます。
最近では『インスタ映え』なんていう言葉も出ているように、面白い写真や綺麗な写真を撮影することが身近になってきております。
フォトモードの利点
スクショですと、ストップした画面などで制限のある撮影しかできない場合が多かったのですがフォトモードでの撮影は、自由なアングルから撮影できるものも多く、ゲーム本編だけでは楽しめなかった視点からの撮影等も可能なものもあり、ゲームが一層楽しくなります。
しっかりとグラフィックが作り込まれているゲームですと、こんなところまで綺麗に作り込まれているのか?ということがわかり、フォトモードでグラフィックを堪能するだけでも楽しい時間が過ごせます。
最近はSNSでの投稿も増えているので、フォトモードでの画像投稿は宣伝効果も得られると思われます。
更に製作者側からしたら、自己満足で作っていたオブジェクトも見てもらう機会が増え、より一層モデリングなどに力が入ると思われます。
フォトモードの欠点
見えない壁やハリボテポリゴンで製作しているようなゲームは、裏側が見えてしまうのでキャラクターやオブジェクトの作り込みを行う手間が大きくなります。
また、そういった対策のためにカメラの制限範囲のプログラム等を行ない、更にはフォトモードのプログラムを別途組む手間はかかると思われます。
NVIDIAの対応グラフィックボードの中で対応しているものならフォトモードを追加できる可能性が
NVIDIAのグラフィックボードドライバのAnselという機能を使えば、ゲーム中に『Alt+F2』キーを押すだけで、時間を止めてカメラの視点移動から更にフィルターによる効果もうけられるようです。
全てのグラフィックモードが対応しているわけではないので、対応製品はNVIDIAのホームページで確認してください。Ansel Supported GPUs
また、全てのゲームにてAnselによるフォトモードが使えるわけでもありません。Mirror’s Edge CatalystやWitcher 3 Wild Hunt等の対応しているゲームでしか機能しませんので注意が必要です。
実は私もNVIDIA Anselを使ったことが無いので、今度じっくり使ってみて使用感を記事にしたいと思います。
楽しすぎるフォトモード
ゲーム内で写真を撮るだけで、何が楽しいの?という話にもなると思いますが、私も当初そんなことして何が楽しいのか?と思っておりました。
しかし、アサシンクリード・オリジンズでフォトモードに実際に触ってみて目から鱗が落ちる思いでした。ついついエジプト観光をして、綺麗に見える景観や面白フォトスポットを探してしまいます。
ゲームをプレイする目的が1つ増えてしまい、ストーリーそっちのけで探索を楽しむようになりました。誰に見せるわけでもありませんがついつい写真撮影をしてしまいます。
フォトモードでの撮影をすることで、普段でしたらあまり気にも留めないゲーム内オブジェクトも良く観察するようになりました。より一層アサシンクリード・オリジンズを楽しめております。
プレイステーション4の一部のゲームやニンテンドーSwitchで発売されたスーパーマリオオデッセイにも、このフォトモード機能が搭載されております。
かなり楽しい機能なので、今後発売されてくるゲームには、このフォトモードが搭載されていく、または対応されていくことを願いたいです。