過去に録画した、VHSビデオテープやハンディカムビデオテープの映像を、PCに取り込む方法を紹介します。
今や記録媒体は、HDDやSDカードなどがあたりまえですが、過去のものはそうはいきません。思い出の映像をPCに残しておきたい人も沢山いらっしゃると思います。
PCにとりこむにはビデオキャプチャーが必須
まず、過去の映像を取り込むには、だいたい過去のビデオデッキやカメラにはRGB端子と呼ばれる、黄色・白色・赤色の三色の端子を使っていたと思います。
その映像をPCに取り込むためには、RGB端子で出力された映像をPCに入力しなければなりません。
キャプチャーはPCに内蔵するタイプから、外付けするタイプがあります。ノートPCでしたら、現在は外付けタイプが良いでしょう。
RGB端子のみで良い場合は、安価なタイプでも十分機能します。「DVD ダビング パソコン取り込み ビデオキャプチャー」
このキャプチャーを購入すると、この機器に対応するソフトやドライバが付属しておりますので、PCにインストールしましょう。光学ドライブを備えてないPCでもメーカーHP等でダウンロードできる状態になっております。
録画は簡単だけど時間はかかる
ソフトさえ入れてしまえば、出力された映像を専用ソフトで録画する録画ボタンをクリックするだけの簡単作業となります。
しかし、ダビングには相応の時間がかかります。120分のビデオであれば、120分かかります。早送りダビングなどは不可能となります。この手間だけはどうしようもありません。
面倒ではありますが、一度取り込んでしまった映像ならば、あとは動画編集ソフトなどを購入してしまえば、編集等も自由自在です。録画の手間はかかりますが、やっておいて損は無いと思います。
PCへの取り込みは早いうちに
時間がかかる作業で面倒ではありますが、思い出のビデオが劣化して、カビが生えたり、磁気異常などで見られなくなったりしてしまわないうちに行なっておいたほうが良いでしょう。
またビデオを再生するデッキ自体の入手が、どんどん困難になっていくものと思われます。とくにハンディカムビデオなどは希少だと思います。
PCに一度とりこんで動画ファイルにしてしまえば、バックアップ等も楽になります。大切な動画はなるべく別のHDDにコピー等をしておきましょう。思い出のビデオをしっかりと保存するために、早めにPCを活用してビデオをデータ化することをオススメします。