ステルスアクションゲームAragamiをプレイしてみました。
Aragamiってどんなゲーム?
砦にとらわれた娘であるヤミコが召還した影を操る神、アラガミ(荒神)は影の力を使いこなし、ヤミコを救出する旅に出る。
プレイヤーはアラガミを操って、敵地に潜入するステルスアクションを行います。
Aragamiをプレイするには?
CPUはCore i5以上、メモリは8GB以上、GPUはVRAM2GB以上となっております。
Aragamiの良いところ、悪いところ
Aragamiの良いところ
- 影を操るという特殊能力を駆使しての暗殺が格好良い
- 和テイストのグラフィック
Aragamiの悪いところ
- 操作レスポンスはややもっさりしている
- ジャンプが無い
- 視点など見づらい箇所がある
- チェックポイントが少ない
総合感想
影を操る能力をもったアラガミを操るステルスアクションゲーム。基本的にアラガミも敵も一撃必殺なので、やられてしまったら負けです。
動作が遅めなので、天誅シリーズのような、敵をバッタバッタと暗殺していくイメージではありません。地道に地道に敵を暗殺していきます。
影から影へ瞬間移動できるスキルを駆使すると大分スタイリッシュになりますが、影の力を使うのも無制限ではありませんし、範囲も決まっております。
任意の位置に影を製作できるスキルなども覚えますが、力を使うにも色々と制限があり難しい状況も多々あります。
また、ストーリーには関係なく、ステージクリア時にスコアがとられるのですが、敵に見つかるだけで結構なマイナスポイントになります。
暗殺した敵を移動したり隠したりすることもできないのですが、その死体を発見されても減点されるため、ハイスコアを意識すると途端にゲームが難しくなります。
最初はスコアを気にしないでプレイすると良いと思います。敵に見つかると敵は刀を飛ばすなどの攻撃もしてくる、増援を呼ぶなどしてくるので、大体やられてしまいます。
基本的に影から影へと飛び移り、しゃがんで気配を消しつつ敵の背後にまわって暗殺という流れになります。一応敵の頭上からの落下攻撃もあります。
残念なのはジャンプという操作が無く、高い位置への移動も瞬間移動を使用する面倒な仕様です。
ゲーム性を出すためには仕方ありませんが主人公のアラガミが、ひ弱なので敵をバッタバッタと暗殺する流れではありません。せめて影の能力で死体を影の世界に取り込むなど、死体を隠せる能力でもあれば良かったのにと思います。
そんなひ弱な神様はよく敵にやられてしまったり、奈落の底に落ちて死んでしまったりするのですが、リトライのチェックポイントが少なく、え?ここまで戻されてしまうの?ということも多々あります。
あと気になった箇所としては、視点の悪さです。移動中視点が急に変更され、別の方向に移動してしまい、同じような背景や真っ暗な場所では方向感覚を失うことも多くありました。
暗殺ゲーム好きとしては、それなりに楽しめますが不満点も多いゲームです。もうちょっと快適性を上げ、影能力を駆使した遊びがあれば、もっと楽しくなるゲームでは?と思える惜しい作品です。