最近のグラフィックボードと言えば、長くて厚いのは当たり前、性能が良くなるにつれ発熱を防ぐためファンも大きくなっておりました。
しかし、最近のグラフィックボードは改良が加えられどんどん小さくなる傾向にありました。
そしてなんと、いよいよ1スロットの薄さに収まるGTX1050Tiのグラフィックボードが発売となります。
ELSA GeForce GTX 1050 Ti 4GB SP(http://www.elsa-jp.co.jp/products/products-top/graphicsboard/geforce/midrange/geforce_gtx1050ti_4gb_sp/)
薄いことによるメリットって?
グラフィックボードと言えば、スロットを2つは塞いでしまう大きさが当たり前とされてきました。
その厚さゆえに、スロットを圧迫することもありました。しかし1スロットであれば、今まで2スロット分圧迫されていたスペースを1スロット分有効活用できます。
他にも自作パソコンなどで、小さいパソコンを作成したいスペースを少しでも有効活用したい場合に役立てることができると思います。
また、今回1050TiなのでSLI接続するメリットはあまり無いと思いますが、2枚挿しして最大6枚のモニターを接続するといった用途も考えられます。
GPUの2枚挿しであるSLIやCrossFireの使い方と条件
気になるお値段と発売日
発売日は2月24日、値段は2万5千円程度だそうです。平均的なGTX1050Tiよりやや割高な気もしますが、この『薄さ』は魅力的だと思います。
発売直後にはかなりの人気になりそうな予感が致します。
今後薄型のグラフィックボードは増えるのか?
薄くても性能が十分に発揮できるようであれば、増加してくるかもしれません。性能重視ですとあまり必要ないとも思えますが、自作好きにはちょっと引かれるものがあると思います。
この製品は、まだちょっと長いので、1スロットで今度は長さも短いものが出てくれると、もっともっとコンパクトPC製作意欲が湧くものになると思います。
こういった新しい製品がでると、この製品にあわせてどういったケースを買って、その他のパーツを買ってと考えているだけでも楽しくなってきます。
今後はGTX1070やGTX1080の性能でもこういった薄型グラフィックボードが実現されるようになっていく未来もあるのだと思うとワクワク致します。