先日HDMIの2.1規格が発表されました。HDMI2.1規格の発表PDF→(http://www.hdmi.org/download/hdmi_2_1/HDMI_Forum_2.1_Launch_EN_JA.pdf)
HDMI2.0や2.0aとどこが違うのか?
先日HDMIの規格について書きましたがHDMIの種類や規格の違い(速度・コネクタなど)一口にHDMIといっても様々な種類があります。
今まで最新だったHDMI2.0や2.0a規格ですが、今度は2.1が発表され、どの様に違ってくるのかが気になるところです。
8Kでも60Hzや4Kで120Hzのハイフレームレートを実現
今までHDMI2.0や2.0aでは4Kでも60Hzが限界でしたが、これが倍の120Hzまで対応されるということで、数値だけ見ると単純に倍です。
数値がそのまま適用されるならば、4K画質でヌルヌル動く様が見られるということになります。ゲームの表現にも優れており、よりVRに適した規格になるということです。
サポートする解像度は最大10Kまで
とうとうサポートする解像度が10Kにまでなるようです。もうどれだけきめ細かく写しこむのでしょうか?俳優さんとかお肌の手入れ化粧カツラに大変ではないでしょうか?
ゲームでいえばテクスチャの作りこみが更に大変になりそうですね。
可変リフレッシュレートにも対応
ゲームモードVRR(Game Mode Vertical Refresh Rate)に対応し、パソコンとモニターの映像を同期して表示し、チラ付きが軽減され、格闘ゲームやFPSやレースゲームなど、遅延が命とりになるゲームでの遅延の発生がより軽減されるとの事です。
すごいけど規格が新しくなる弊害もある
この規格が発表されましたが、気になるところとしては、結局のところこの規格に対応したモニターやパソコン(GPU)が発売されるということになり、対応していないと利用できないということになります。
すぐにでも利用したい場合は、関連する全ての機器を買い替え必須です。ある意味映像面重視の方は、これから前面買い替えのためにお金を貯めて準備が必要かと思います。
やっと4Kが普及しはじめたかな?と思った矢先にもう10Kの話で気が遠くなりますが、新しい規格が出ると、古い規格が安くなることも考えられるので、4K対応機器やHDMI2.0や2.0a規格の値下がりに期待したいですね。
10Kも期待されますが、一体何がどこまで映し出されるのか想像もつきません。この10Kが映し出される映像コンテンツの発表も待ち遠しいです。
そして何れは、そんな10Kを用いたハイエンドゲーム、VRゲームなにかにも期待したいと思います。