http://www.bto365.net/entry/2016/08/15/193000画像や動画などの重いデータを毎日保存するような方は、大事なデータを転送する速度は少しでも速いほうが良いはずです。
とくにカメラでの撮影、ビデオカメラなどでの動画撮影は、データ容量も凄いので、1日にデータを転送する時間だけでもかなり勿体無いと思われていると思います。
私も一眼レフカメラなどで1000枚近くのデータを撮影した再には、20GB以上のファイルとなり、転送しているだけでもものすごい時間がかかってしまい、大変時間が勿体無いと思っていました。
転送速度を改善するには。
まず、カメラ側の改善は、転送速度の速いXQDカードなどを使える、カメラを購入することですが、そういった一眼レフはかなり高価なものになってしまいます。
そして、カードリーダーなどはUSB3.0以上の企画に対応していないとUSB2.0ではいくら他の機器の読み書きの速度が速くても転送がおいつきません。
更に、データ送信先もHDDよりもSSDを使用することで、転送速度の向上が図れます。
SSDとHDDでどれくらい速度が違うのか?
SSDとHDDのデータ転送速度ですが、大きな容量のもので、だいたい3倍近い違いがある、と言われておりますが、実際のところであるとどれくらいであるのか?ということなのですが、実測で計測すると約2倍近い時間の差が得られます。
しかし、これはメディアにもより、SDカードですと、大体3分の2程度、XQDカードで2分の1といったところです。つまり一時間くらいかかる大容量のデータ転送ですが、SSDに変更することにより、40分程度に緩和、XQDカードでは30分程に緩和できるということです。
締め切りの近い写真があるとすれば、30分あれば、現像、修正、補正、写真選別の時間が得られます。動画であれば、動画の確認もできてしまいます。
これはかなり大きな時間短縮になると思います。カメラなどを再購入、買い替え、などすると、とんでもない費用になると思いますが、HDDを使用しているようであれば、SSDを使用するだけで大幅に変ります。
ノートですと難しいですが、デスクトップPCであればSSDひとつ増設すれば良いだけなので、お手軽であると思えます。
OSの読み書きだけではない
SSDというと、どうしてもOSの起動時のためのメインストレージのみと考えられますが、こういった、一時的にデータを受け取る際にも作業効率化が図れます。
最近また高価になりつつある傾向にあると言われて増すので、多大なデータを転送するような事がある場合には、いまのうちに買っておくのも良いと思います。