最近はパソコンで絵を書くことが、おおよそ当たり前になってきております。パソコンで絵を描くにあたっては、スペックがあまり必要無いといわれております。
その理由は何故なのでしょうか?理由を探ってみました。
お絵描きに必要なパソコンスペックは?
基本的に、絵を描くだけでしたら、パソコンのスペックはそこまで必要はありません。
フォトショップ等のソフトを動作させるだけでしたら、数年前のパソコンでも十分に動作します。
フォトショップの推奨動作環境は、IntelR Core 2 または AMD AthlonR 64 プロセッサー、そして2 GB 以上の RAMとなっております。
今時、WindowsOSのタブレットでも十分に備えている性能です。更にペインターという別のソフトの動作環境も見ると、IntelR PentiumR 4 または AMD Athlon?1GHz以上のCPU そして1GB以上のRAMとなっております。フォトショップよりも更に低い性能で動作してしまう状況です。
では何故、絵描きのパソコンで高スペックをオススメしてくるショップがあるのか?
大は小を兼ねると言いますし、絵を描くためだけに購入したパソコンでも、色々と別のことをしたくなるのが人の欲求の怖いところです。
パソコンの性能云々がわからない人にあたっては、低スペックでも、ゲームができる、映像まで作れる、と思ってしまいがちです。
そんな混乱を避けるために、ある程度のものが動作するパソコンを、販売店はオススメしてきます。
また、絵を描くという行為でも、色々ありまして、絵を沢山重ねるレイヤーというものを山ほど使う人もいれば、1枚の絵をアクセサリツールのペイントで描いてしまう人もおります。
一概に、絵を描くという言葉だけでは、販売店にとっては判断ができないということもあると思います。
絵を描くだけのパソコンが必要だとしたら?
パソコンは低スペックでかまわないと思います。正直4万円程度するパソコンでも十分に動作するでしょう。
逆に、ペンタブレットなどに力を入れた方が、快適に絵を描けるのでは?と思います。液晶ペンタブレットは触ったことがありますが、慣れたら見たままにパソコンで絵を描けるので、非常に快適です。
グラフィックボードは必要ないのか?
3DCGとの融合絵や、よほど容量の重い絵でも描かない限りは、正直全く必要ありません。4K画質くらいの絵を描くなんて、途方も無い労力がかかると思えます。
私も以前、フォトショップやペインターを使いましたが、10年前のパソコンではよくフリーズしておりましたが、5年前のパソコンであれば、快適に動作しておりました。
今はハイスペックなパソコン、下手すればノートPCでさえ安価に購入できる時代になったので、CGを描く機会も簡単に得られると思います。
こういった、イラスト推奨パソコンはかなりの高性能です。
実際は、もっと低スペックでも、運用は可能です。ただし、最初からソフトが付属しています。サポートがあるという面を加味すれば丁度良い買い物かもしれません。