パソコンの清掃は定期的にやっておきたいことですが、デスクトップPCと違い、ノートPCの清掃は、かなり億劫な作業となります。
どれくらい大変か?ということと、そもそも清掃なんてできるの?という人もいるかと思いますが、説明をしていきたいと思います。
ノートPCの清掃方法
デスクトップPCと違い、ノートPCはまず、中を開けるまでが大変です。ものによっては開けてしまうと保証がされなくなってしまうものもあります。
まず、ノートPCを裏返していただき、ビス(ネジ)で固定されている部分を開いていきます。どこにどのネジを固定するかわからなくなるとマズイので、ネジの大きさと場所毎に付箋をはってネジを入れる器などを別にすることを推奨します。
ノートPC内部の清掃は保証が切れてから
ノートPCの内部は、モノによって、この部分が開封されていた場合保証対象外になりますよ、と書かれた封が貼られている場合があります。
そういった場合は、清掃など不具合のチェックはメーカーにまかせましょう。メンテナンスのために折角の保証を切ってしまうのは勿体無いです。
保証が切れてしまっていたら、自己責任となるので、自己責任で開封し、ビス(ネジ)をひとつひとつ外して、HDDやメモリ、カバーなどを取っていきましょう。
パーツの場所を撮影しておく
最近はスマートフォンなど、携帯カメラでの撮影が容易となっております。配線やパーツの配置間違えなどおこさないように、後々のために、都度写真を撮影しておきましょう。
清掃後に、パーツや配線の配置を忘れてしまっても後で見返すことが可能となります。これは非常に大事なことなので、是非やっておきましょう。
内部のクリーニングは、やりすぎず、丁寧に行う
内部を開口してみると、思った以上のホコリや汚れに吃驚すると思います。しかしながら、ノートPCは精密機器です。ゴシゴシと力を入れるとパーツや端末の破損につながりかねません。
部品も小さいものが多く、耐久性能も低いものが多いので、隅々の汚れには綿棒等を使用し優しく落とすようにしてください。
ホコリもしっかり拭き取るようにし、ホコリがパソコン内部に散ってしまわないように注意しましょう。湿気を吸ってマザーボードに短絡を起こすなどの悪影響を及ぼす場合があります。
ゆっくりと、しっかりと清掃する
デスクトップPC以上に、ノートPCでは慌てず、騒がず清掃を行いましょう。デスクトップPCよりも機器が密集している分、ホコリもつまりやすく、塊になりがちです。
また、ちょっとした衝撃で、パーツの固定器機が歪んでしまうこともあります。デスクトップPCよりも注意して清掃することが必要です。
そんな面倒な、億劫な思いをして清掃をしたくない、と思いますが、デスクトップPC以上に密閉された空間なので、ホコリの詰まりも多く、排熱性能が低下しがちなのがノートPCです。
ノートPCを長く使いたいのであれば、保証が切れてからは、面倒ではありますが、半年に1回は清掃を行うと、熱による劣化などが大分防げますよ。