最初購入したときに動作が速く感じるパソコンも、使い慣れ、そしてデータが増えるにあたって、どんどんと動作が重く感じてきます。
そんなパソコンの動作を少しでも速くして快適に使って行きたいものです。しかし、高価なパーツを購入はしたくないという経済観念から、なるべく安価な動作速度アップを考えてみたいと思います。
まずパソコンのソフト面から動作を速くしていく
部品を交換してしまうと、どうしてもお金がかかってしまうので、パソコンのソフトウェアから改善を図りたいと思います。
まず、デスクトップにアイコンを出し過ぎて、ショートカットを出し過ぎている人はこれを削除して、できるだけデスクトップ上はシンプルにしましょう。
次に行うのは、不要なアプリケーションの削除です。無駄に立ち上がる、無駄なソフトウェアはメモリなどを消費して、動作を重くしてしまいます。
そして、もし可能であれば、必用なデータとソフトだけをバックアップして、HDDやSSDのクリーンアップを行ってOSの再インストールなどを行うのが一番効果的です。
この3つを行えば、大体動作は速くなります。ただし、時間と手間だけはかかってしまうので、時間のある人向であると言えます。
パーツ交換による動作速度アップ
お金があれば、解決できる。パーツ交換によるパソコンの動作速度アップ方法の紹介です。
HDDからSSDへの交換
起動速度がアップし、データの読み込み速度もアップします。一番体感的にパソコンが速くなる実感ができるところです。
スピードクラスというデータの読み書き速度が高いものを選べば、より体感できるようになります。
メモリの増設及び交換
内臓するメモリの増設や交換を行い容量をアップすると、メモリを使用する処理などは速さを実感できます。
ただし、メモリを使用しないような使い方をしていた場合は、そんなに変わりません。
タスクマネージャーでメモリの使用状況を確認し、100%近いような使用状況でなければ、不要だとも言えます。
CPUを交換する
上記メモリと同様CPUを使用する状況でなければ、交換をしても実感はでないと思われます。
GPUを交換する
こちらも、GPUを使用する環境でなければ必要ないと思われます。
最終的なオススメのパソコンの動作速度アップ方法は?
メインストレージがHDDの人はSSDへの交換が一番オススメではあります。交換すれば、おのずとディスクのクリーンアップにもなるからです。
そして一番にオススメするのは、パソコンの買い替えです。一番速度アップが感じられますが、一番お金がかかりますので、今回の考え方であれば、これは無しですね。
最近はSSDも大分安価になりました。480GBのSSDが12000円程度というこの低価格になっていることが驚きです。
手っ取り早くパソコンを早くしたいのならばHDDからSSDへの交換が良いでしょう。1万円程度でできるなら万々歳だと思います。