パソコンの熱を排熱するために吸気や排気を行っているファンですが、あまりパソコンに詳しく無いかたは、あまり重要なものだとは思っていない人が多いようです
パソコンの掃除などせず、吸気口や排気口にホコリが沢山たまっている人も多いはずなので、しっかりと掃除をしてください。
そして、たかがパソコンのCPUクーラー、されどパソコンのCPUクーラーです、これから暑くなる季節、パソコンに熱がこもってオーバーヒートによる、パソコンのフリーズなどの不具合が多いに考えられます。
そこで、パソコンのCPUクーラーの出番です、しっかり吸気して排熱して、パソコンの内部に熱がこもらないようにしましょう。
CPUクーラーの種類
CPUクーラーには種類があります、パソコンケースの形状にもよりますが、トップフロー型、サイドフロー型、水冷型におおまかに分かれます。
また、大きさにも分かれており、こちらもパソコンケースの形状やマザーボードにより異なります、規格があったものを選んで取り付ける必要があるので、パソコンを購入した際の説明書などをしっかり読んで規格に合ったものを購入しましょう、コネクタも3ピン、4ピンとあるので、間違わないようにしたいですね。
どんなCPUクーラーを選べば良いのか?
パワーがあるのが一番ですが、パワーがあればそれだけ回転しているので、音も煩くなります、パソコンから出る騒音のほとんどはCPUクーラーのファンが回る音と言っても過言ではありません。
ファンの回転数が調節できるものなど色々ありますが、音はdb.(デシベル)という数値で示されていることが多いので、購入時に調べておくとよいでしょう。
静かなCPUクーラーが欲しい人は、静隠性が高いと謳われているものが良いと思います、水冷式も静かだと言われておりますが、無音ではないことを注意してください。
トップフロー型、サイドフロー型、水冷型の特徴
それぞれの特徴を書いていきたいと思います。
トップフロー型
上方から風を送風するタイプです、マザーボードなどに満遍なく風を当てることができるので、大きな面を冷却することが可能です、比較的小さなものが多いですが、大きなものはやはり邪魔になることがあり、しっかりスペース確認しないとパソコンに設置できないケースがあります。
サイドフロー型
ケースの横から風を送風するタイプです、パソコンのエアフローがしっかりしていれば、風の流れで熱を外に逃がすことができます、ケースの横に設置するので邪魔になることは少ないですが、こちらもケースによりけりだと思います。
水冷型
とにかく大きなものが多いので、設置できるかどうかのスペース確認がまず必要になると思います、局所的に冷却できるので、冷却効果は期待できますが、設置できないところは冷えません、価格も高価です。
どのCPUクーラーを購入すればいいのか?
お使いのケースに合わせて、と前置きをいたします、設置できなければ本当に意味がないのですから仕方がありません。
オススメなのは値段も手ごろで音も静かなこちら(http://www.scythe.co.jp/cooler/iori.html)やこちら(http://www.scythe.co.jp/cooler/kotetsu.html)などです、水冷は設置が難しく、液漏れなどのリスクも伴うため、よほどでなければ単純にはオススメできません。
もしお使いのパソコンでCPUクーラーを掃除や交換などしたことが無いということがありましたら、興味を持っていただいたついでに、交換してみてはいかがでしょうか?