実は最近iPad(第10世代)を購入しました。最近、アンドロイドタブレットを購入するにも肝心の選択肢が無く性能も微妙なため、iPad独り勝ち状態になっているので仕方ないと感じます。
自宅や会社で使用するためにワコムワンを購入しておりましたが、最近外出も増えてきてしまいワコムワンでも持ち歩くのが面倒と感じてしまったので、iPadを使ってみたので、個人的に使ってみて2DCGを作成するならば、どちらが良いかという点も書いていきます。
PC+液タブのメリットとデメリット
メリット
- 液タブによるが画面が大きい
- キーボードもあるためショートカットキーが使いやすい
- ものによっては角度調節可能
- 安いものは安い
- 豊富な描画ソフト
デメリット
- 大きい物は持ち運びが大変(そもそも非対応なものもある)
- 画面が大きいものは値段も高い
- PCにある程度の性能を求められる
iPadのメリットとデメリット
メリット
- 小さく持ち運びしやすい
- 色々揃えて10万もしない
デメリット
- 一部のソフトは有料プランやサブスクプランになる
- 画面が小さい
- ペイントソフトの互換性(使いこなし具合による)
- データ容量が大きいと動作がモッサリに
- タッチ対応が鬱陶しい場合もあり
以上、2か月ほど実際に使ってみて思ったメリットとデメリットです。とくにiPadは画面の大きさが小さいので、この点が気になってしまいました。慣れるまでは、もうちょっと画面が大きければという場面が多かったです。慣れればなんとかなりますが。
持ち運ぶならiPad
上述して、扱いに慣れれば持ち運びに便利なiPadは外出先では大活躍します。しかし、自宅や会社でずっと長時間イラストを描くという扱いには向いてません。とくに加齢で老眼が辛い身となると、この画面の小ささはかなりシンドイと感じました。外出先でラフ画を考えるとか、アイディアの描き止めには良いです。しかし、精細な絵を描きこむとなると、大きな液タブに慣れていれば慣れているほど辛いと感じます。最初からiPadオンリーでしたら不満は無いのかもしれませんが、一度ある程度のモニターの大きさに慣れてしまうと狭く感じます。
自宅なら断然液タブ
自室に自分の机があり、液タブを固定しておけるならば断然液タブがオススメです。ただし、PCと液タブと初期費用の投資にお金がかかってしまうという点では、オススメできないかもしれません。しかし、一度良いPCを購入してしまえば、そんなにクリスタやPhotoshopで絵やイラストを描くならば10年は活用できると思うので、悪い買い物ではないと思います。何よりも自信への投資と考えれば痛くありません。結局途中で飽きてしまうのならば、iPadでもPCと液タブでも金をドブに捨てるも一緒です。
まとめ
用途とお金にもよりますが、長く2DCGを続ける覚悟があるならば、PC+液タブがオススメです。そして金銭的に余裕が出てきたら、iPadをサブで購入して、クラウドで絵を保存して外出先でちょっとした修正やラフ案を描くといった使い方が良いと感じました。これから2DCGを作成していこうと思っている人の参考になれば幸いです。