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ドン・キホーテのゲーミングPCはゲームを遊ぶ性能があるのか?

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激安の殿堂と呼ばれるドン・キホーテでは、数々の激安PCが販売されてきましたが、どれもタブレットPCに毛が生えた程度の性能で数万円でもちょっと購入意欲を削がれるものが多かったです。

そんなドン・キホーテで、最新のゲーミングPCが販売されているということで、ドン・キホーテのゲーミングPCの性能が使い物になるのか?という事を勝手に検討してみたいと思います。

販売されているゲーミングPCの性能

TwitterでゲーミングPCの性能を確認してみると、下記のパーツが使われているようです。

  • OS:Windows10 Home64bit
  • CPU:AMD Ryzen Pro 4650G以上
  • GPU:上述したCPUのオンボード
  • メモリ:DDR4-3200 8GB×2枚
  • ストレージ:240GBSSD
  • 電源:750W 80PlusGOLD
  • マザーボード:MSI A520-A PRO

といったものでして、まずグラボを搭載していないところからツッコミ満載なのですが、これで値段が税抜き99,800円ですから、その点も驚きです。果たしてゲーミングPCとしての性能を持つものなのか、パーツ毎に考察していきます。

AMD Ryzen Pro 4650G

まず、CPUですが、これはグラボ機能を内蔵したCPU(APUと呼ばれる)ものになっています。GPUにRadeon Graphics 7が使用されており、確かにPCゲームを遊ぶことはできますが、NVIDIA GeForce GTX750に満たない性能なので、満足に原神を遊ぶことはできないでしょう。最近のUMPCにも満たない性能です。

DDR4-3200 8GB×2枚

トータルメモリ16GBということで、メモリ容量だけ言えば、ゲーミングPCと言えなくもありません。最近のゲーミングPCが標準搭載しているメモリ容量は満たしています。

240GB SSD

メインストレージが240GBのSSDです。最近NVMe接続のSSDも安くなっているので240GBはかなりケチっているスペックだと思います。最低でも500GBは欲しいです。ただ、SSDがM,2かどうか書かれていないので、SATA接続のSSDだとするとかなり性能が落ちます。

750W 80Plus GOLD

どこのメーカーのものか不明ですが、電源はゲーミングPCと呼んでも良さそうです。このスペックですと、BRONZEかSILVERの電源を使ったものが多いのですが、GOLDを使っているのでその点は良いところだと思います。

MSI A520-A PRO

マザーボードについては、小型用PCに使われているA520チップセットが使われております。PCI-E 16が×1、SATAが×4、USB3.2 Gen2 Type-Ax2、Type-Cx1、USB3.2 Gen1 Type-A×4と拡張性が少ないため、パーツ増設による自由度がかなり少ないため、PC性能をパワーアップさせたい人には向いておりません。

まとめ

スペックをひとつひとつ見ても、やはりゲーミングPCとしてはかなり性能が低いと感じてしまいます。同じ10万円近い値段を支払うのであれば、私でしたらBTOショップで購入してしいます。同じ10万円でもかなり高い性能を得ることができます。パソコン工房であれば、+数万円出せばグラボにRTX3060を搭載したゲーミングPCを選ぶことも可能です。ドン・キホーテでグラボを搭載したゲーミングPCにするのでしたら、もっと高い性能を持つゲーミングPCを購入することができます。

13万円ほどで、しっかりとした性能を持つPCを購入することができます。

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20万円も出せば、もっと高い性能を持つPCを購入することが可能です。

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