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ペイントソフト「MediBang Paint Pro」を試してみた

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最近はクリップスタジオもバージョンアップ版を使うとなるとサブスク加入という事になってきましたので、他にペイントソフトが無いか探し「MediBang Paint Pro」を試してみることにしました。

基本無料

「MediBang Paint Pro」は基本無料で使うことができます。クラウドサービスも3GBまで使うことができて、AndroidやiPhoneのアプリとも連携がとれるので、外出先でもイラストの続きを作成できるという利点があります。

また、コマ割り機能などクリスタ等と一緒で漫画の作成に特化しているため、漫画を作成したいけどお金がないという若い世代にも安心のアプリです。

動作環境

  • OS:Windows 10以降 / Mac OS 11以降
  • CPU:
  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:100MB以上
  • 周辺機器:Wacom等の筆圧感知タブレット

推奨環境をみてみると、そこまで高い性能が必要とされておりませんでした。求められるPCの性能が高いと、イラストや漫画製作を開始するハードルが上がってしまうので、この要求性能の低さは良い点だと思います。

実際に使ってみて

起動が速い

Photoshopやクリスタと比較して、とにかく動作が速いのが使っていたありがたいところだと思います。起動が遅いと、今日はイラストを描くのを辞めてしまおうか・・・。なんて意識も芽生えてしまうので、起動の速さは正義だと思います。作成したイラストのファイルサイズも小さいので、データを送信するなどの作業もサクサクできるのがありがたいです。

それなりのファイルに対応

PhotoshopのPSDファイル、そしてJPGやPNG等のファイルに対応をしております。流石にクリスタのファイルや、マニアックなファイルには対応しておりませんが、そこそこ使えます。PSDを使うことができればLive2Dにもイラストを使うことができるので、イラスト系のVtuver作成なんかも可能です。個人的にイラスト等の作成云々よりも「まずは始めてみる」ことが大事なことだと思っておりますので、無料で開始できるので「MediBang Paint Pro」を開始することはメリットが大きいと思います。

素材も使える

無料バージョンでも背景やスクリーントーン等が使えるので、有料版でなくとも色々と使えて便利です。コマ割り機能も使えます。そして漫画を描きたい人にはページ管理機能もあって、ページの管理がわからなくなったなんてことが無いのは素晴らしいです。ファイルやフォルダにまとめていると、日付順とか名前順でグチャグチャになることがあるので、こちらも嬉しいです。

結構使える

クリスタに慣れてしまったので、まだまだわかりませんが、ポテンシャルは秘めているペイントソフトだと思います。ジャンプペイントと言う、少年ジャンプの漫画の絵を下絵として漫画やイラストを勉強するバージョンもあるようなので、とにかく絵を開始してみたいという人にもオススメできると思います。とくに年齢が低いほど金銭的な余裕が無くなってくるので、無料版であればまずお子さんにもオススメできますしプレゼントしやすいと思います。値段も10万円くらいのノートPCでも十分快適に扱えると思います。ペンタブも最近は安くなってきておりますので、合わせて15万円くらいで将来、絵の仕事に就くという選択肢を持てるので、投資としては悪くないソフトだと思いました。

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