PCケースに液晶モニターを取り付けて、映像を映し出すというギミックを個人で取り付けている人もいます。かく言う私もチャレンジしてみて失敗したこともあります。
古い液晶モニターから液晶だけを剥がして取り付けるのは結構面倒くさいものです。そんな手間をかけずに、PCケースに予め液晶がついているPCケースが発売となりました。
パノラマガラス採用
大きさは奥行き470mm、幅320mm、高さ470mmと大きめのケースとなり側面と前面にパノラマガラスを使い、パノラマガラスの間にタッチパネル液晶モニターが付いています。色は白、黒、赤があるため、お好みの色を選ぶ事ができます。側面と前面の2方向パノラマガラスがあるので、中身を魅せたいユーザーも嬉しい仕様です。更に液晶モニターにケース内に合った画像や動画を表示させていれば、より自分好みのPCにデコることが可能です。
液晶の大きさ
タッチパネル液晶の大きさは1100pixel×3840pixelと解像度が高くリフレッシュレートは60 Hzとなっています。流石にゲームを映し出すモニターとしては微妙ですが、PCのステータスモニターとして活用する事、または自分なりのオリジナル壁紙の活用、またはタッチパネルを活用して操作部として活用する事ができます。活用する人のセンスによっては、多種多様な使い方が可能です。この点が、このケースの魅力的な部分でしょう。
ゲーミングPCとしても活用しやすい
グラボの縦置きも可能で、大型のラジエーターを配置する事も可能です。内部の配線を隠すデュアルチャンバーを採用しています。配線を見せたく無い人にも安心です。 また、USB端子が前述したタッチパネルの下部USB3.2 Gen2(Type-C)×1やUSB3.2 Gen1(Type-A)×2、そしてAudio 端子×1が配置されています。よく使う端子だからこそ、PCケースのタッチパネルの下部に配置してくれていると言う配慮が有り難いPCケースだと感じられます。
値段は高め
液晶タッチパネルを搭載しているだけあってお値段は6万円程とお高めではあります。しかし、高解像度タッチパネルとPCケースを同時に入手できるとしたら、この値段は安い方なのでは?とも感じてしまいます。まずPCケースに液晶を埋め込む手間を考えたら、個人で施工するのは面倒なので、手間賃まで考えたら格安だとも思えます。なにせ埋め込もうとして失敗したら、赤字ですから、個人的には大きなメリットだと感じてしまいます。
夢のあるPCケース
PCケースにタッチパネルは要らないかもしれませんが、PC内部を光らせる事と同様に、浪漫を感じるものだと思います。夢、希望、愛、一見無駄なものほどテンションが上がるものですから、そこに愛があれば無駄なものも必須アイテムに変わるわけです。個人の使い方次第、そして満足を感じるのも個人次第です。私は浪漫を感じたので取沙汰してみました。金銭的に余裕があったら買ってみたいPCケースだと思います。透過液晶モニターをPCケース側面に配置する様なデザインも公式発売してくれたらと思っています。
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