UMPC(ウルトラモバイルPC)は数々発売されてきましたが、ASUSから発売されたコスパの良いUMPCであるROG Allyを店頭で触れてきました。
ヨドバシカメラの展示品を触ってみての感想です。購入してからのレビューができれば良いのですが、最近外出仕事は増えたとはいえゲームをするほど長時間電車やバスに乗車するわけでもないので、微妙なところです。そんな状況も踏まえて、購入に至るかどうか?という視点も含めて触ってみた感想を述べていきたいと思います。
大きさ
大きいと言えば大きいですが、グリップ部分がしっかりしているので、そこまで大きくは感じませんでした。しかし、これをカバンに入れるとなると、結構な大きさに感じると思います。あとはスリープしておいたら、どれほどの熱を持つかが心配です。この大きさでカバンの中で発熱していたら、色々悪影響が出そうです。
重さ
608gという重量で、NINTENDO Switchが398gという重量なので、200gほど重い状況です。しかし、本体の厚みというかグリップ部分が大きいので、重さが掌で分散されるからか、そこまで重さを感じませんでした。店頭で迷惑かもしれませんが、上に持ち上げてみましたが(自分の姿勢を低くして)そんなに腕は疲れませんでした。逆にSwitchの方がジョイコンが薄く持ちづらいことを考えると、安定して持てていたと思います。重さは気にならない状況でした。
ボタンの押し心地
Xboxコントローラーに近い状態でかなり押しやすく、更に背面ボタンもカチっと押しやすかったです。十字キーは、固めに思えましたが、これも誤爆しづらいと考えれば良いと思います。スティックもXboxコントローラーに近い状態で、非常に良い操作感です。バンパーボタンとトリガーボタンもXboxコントローラーに近いので、個人的にXboxコントローラーが大好きなので、思わず欲しくなってしまいました。
液晶の画質
7インチなので、Switchと変わりありません。PC上のゲームを遊ぶので、文字の小さいゲームはかなり辛いです。視認性は悪く無く、残像等も感じませんでした。試遊できるゲームがMoving outしかなかったので、高い負荷のかからないゲームのため、ターボモードがどうとかそういったものを試すことはできませんでした。
音質
スピーカーは悪くはありませんでした。しかし、自宅やホテルの部屋等でプレイしない限りはイヤホンかヘッドホンでプレイすることになるかと思いますので、使う場所は限られそうです。自宅で寝る前に寝転がりながら遊ぶというのであれば、音質は良いかと思います。
機能性
Steam Deckとは違い、OSはWindowsです。Steamだけでなく、Xbox Game Pass、Epic Games等も使用することができます。その点はSteam Deckよりも使い勝手が良いです。しかし、マウスやキーボードを接続しないと、コントローラーだけでの操作は辛そうです。初期設定等は、かなり時間がかかりそうだと予想します。
まとめ
メインのゲーミングPCとして、購入するのは微妙で、あくまで外出先やサブPCとしてゲームを専門的に遊ぶものとして所有することが良いかと思います。寝室にPCが無いとか、移動が多いという人でしたら良いと思います。掌が大きければグリップ力もあるので、重さをあまり感じさせないと感じました。折り畳みやスライド式の液晶は、重さのバランスが崩れるので重く感じますが、Switchタイプの液晶のサイドにコントローラーがあるタイプは、仰向けで遊んでいてもあまり重さを感じづらいと思いました。10万円近辺というお手頃な値段で購入できるので、移動が多い人、出張の多い人には良さそうです。私もちょっと欲しくなりますが、現在寝室にPCもあるため、そこまで使用頻度が高く無さそうなので、買おうか迷うところです。移動が多くなったり出張が増えたりするようであれば、購入してしまうかもしれません。