Windows11になったらAndroidアプリがPC上で動作できるといったニュースがありましたが、いまだに実装されておりません。NoxPlayerやbluestacksも存在しますが、公式アプリではありませんし、バックドアとか心配でいまひとつ安心して使えません。今回は2022年11月上旬現在で使える方法で、AndroidアプリをPC上で起動してみました。
Amazonアプリによる起動
Windows11でWindows Storeにアクセスして、Amazon app Storeをインストールします。Windows10ですと購入のできないアプリです。Amazon app Storeをインストールしたら、アプリを起動します。そうするとAmazon app Storeで購入できるアプリをなんとPC上で起動することができるのです。
推奨スペック
最低動作スペック
- OS:Windows11
- CPU:Intel Core i3 第8世代以降または、AMD Ryzen 3000以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:AMD Radeon HD 6900以上
- ストレージ空き容量:GB以上
推奨スペックはメモリ16GB以上としか書かれていません。RTX3050搭載のノートPCならば動作はできておりました。
Windows11上でAmazon appを使ってみた感想
アプリが少なすぎる
まず、起動してみて絶望を覚えたのが「アプリ少なすぎ問題」です。対応しているアプリが少なすぎて、個人的に遊びたいアプリがありませんでした。スマホ版のオクトパストラベラーを遊んでみたかったんですが無理そうです。
PCでは操作しづらい
ノートPCで遊びましたが、ノートPCの液晶がタッチに対応していないので、マウスでの操作は遊びづらいものでした。もともとスマホで動作することが前提なので、この変は仕方ありません。
動作が重い
PCに最適化されていないと感じる挙動があちこちで見られますので、まだまだ実験段階に近い状態に見えます。素直にマイクロソフトの実装を待った方が賢明かもしれません。
とにかく対応しているアプリが少なすぎというのと、PCに最適化されていないというところで、まだまだ使い物にならないという印象を覚えました。Amazon AppStoreで対応しているAndroidアプリがあるなら、使っても良いかもしれませんが、動作も操作も快適ではない可能性が高いです。Windows11OSを搭載したPCを持っていて、遊びたいアプリがあるならばお試しで遊んでみても良いかもしれません。