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円安ドル高のおかげで海外サイトでのゲーム購入メリットが下がってしまった

私はゲームの購入に海外サイトを利用することが多かったのですが、最近、円安に拍車がかかり1ドル139円近い値段(7月中旬現在)になっていて、海外サイトを利用する割合が激減してしまいました。

この円安のおかげで、海外でしか取り扱っていないようなゲームの限定版の購入も難しい状態になっております。現状日本のSteamを利用するのと変わらない状態、下手をすると海外サイトを利用した方が高い状態です。

1ドル100円程度との違い

海外のPCゲームは、だいたいフルプライスゲームで59.99ドルというものが多いです。そこから10%割引くらいの特典があるゲームが多いのですが、以前はあからさまにお得だった海外サイトでの購入も今では利点が見えません。日本円に換算すると、違いが大きく見えてきます。

59.99ドルを1ドル100円程度の換算をすると6000円くらいで済んでおりましたが、現状1ドル138円で計算すると8300円近くになります。海外サイトの決済はクレジットカードが必要で、だいたい海外のサイトを利用すると4%くらいの手数料が加わります。つまり8600円くらいになってしまうのです。

そうなると、日本の価格がだいたい8800円とかなので、200円くらいしか変わらない状態となり、海外サイトの利用の意味がなくなります。

キャンセルが面倒

海外サイトはキャンセル手続きが面倒なことも多いです。日本のSteamであれば、返金手続きについては結構スムーズに行ってくれます。(つまらないという理由はBANの可能性が高くなります。)

しかし、海外サイトは英語で理由を申請する必要がありますので、英語が堪能ではない人には使い勝手が良いとは言えません。海外サイトの中にはキャンセルに証明書(免許証など)の提示まで指示してくることもありますので、海外に重要な証明書なんて送りたくないので、ここらへんも難易度が上がるところです。

ポンド・ユーロ・ドルが変わらない状態

さすがにポンドとの差は大きいですが、ユーロとドルの値段が変わらない状態になっております。しかも、ユーロの方がゲーム自体の設定価格が少し安いので、ドルで購入するサイトの利用度がかなり下がりました。御用達だったGMG(Green Man Gaming)もほとんど利用しなくなってしまいました。

GamesPlanetが、ドルとユーロとポンドに対応しているのですが、最近はユーロの価格とポンドの価格しか見なくなってしまいました。一体いつまでこのドル高が続いてしまうのか・・・。『おま値』とか言えなくなって嬉しいやら悲しいやらという状況になってきております。

最近フルプライスゲームの値段がどんどん上がり、スーパーファミコン並みの価格になっているので、少しでも安くゲームを入手したかったんですが、今はサブスクに入ってくれれば御の字となってしまっております。

基本私は、ゲームクリアよりも、どんなゲームなのか触ってみたいタイプなので、おいそれと購入できない値段なのは辛いです。更にPCゲームは売ることもできないのが難しいところです。レビューをする身としては、できるだけ購入はしたいのですが、ハードルが上昇していると感じる昨今です。

Xbox Game Passのおかげで色々なゲームに触れているのは嬉しいですが、できればたまにはフルプライスゲームも買いたいので、円安が回復してくれることを祈ります。

また海外Amazonとかの利用もしにくくなるので、グラボを海外で購入というところにも影響が出そうですね。アスク税にも苦しみそうで、PCユーザーとしては現状の流れは苦しいところでもあります。