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Blender3.0の感想!2.93との違いは

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無料で使える3DCGソフトのBlenderですが、この度バージョンが3.0にアップグレードされました。

2.93と一体何が変わって、どこが扱いやすくなったのか?等の疑問が出てきますので、変わったところで私が感動を覚えた機能を大まかにピックアップしたいと思います。

Blender3.0の変更点

CyclesレンダーにGPUを割り当て

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美しいレンダリングをするCyclesレンダーでGPUを使用できるようになりました。グラボのパワーが直接的にレンダリングに反映されるので、良いグラボを所有していれば3DCGにも恩恵があります。

Blenderのタブの編集からプリファレンスを選択して、システムのタブから、CUDAのタブを選択して自分の使っているグラボとCPUが表示されたらチェックを入れると、CPUとGPUのパワーを総動員して、レンダリングをしてくれるようになります。

3DCGの大きさなどにもよりますが、半分または3分の2程度の時間でレンダリングが終わることもあり、良いグラボを購入しておいて良かったと感じられるようになります。

ちなみにCyclesレンダーは右側のツールバーのカメラのマークみたいなところから、レンダーエンジンをEeVeeから変更すれば適用できるようになります。

ノード関連の拡張

ノードを使いこなしてないので、まだ私も手探り状態ですが、ノードの構築が簡易化されるようです。

ようです・・・なあたり、まだまだ勉強の余地がありますが、改善されたということで、使いこなしたい部分です。

アセットが見やすく

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後から追加したアセットを指定したアセットフォルダーに入れることで、アセットが見やすく表示されます。文字だけだと、このアセットどんなモデルだっけ?というのが見やすくなるので使い勝手が良くなっております。お気に入りのアセットあたりは収納場所や名前を憶えているのですが、稀に使うアセットなんかは、どこに保存したか忘れてしまう場合があるので、これは嬉しい変更点です。

ナイフツール

モデリングをする際に、自由に頂点を付け加える際に使うナイフツールですが、ちょっとまちがった位置にナイフを入れた際に、やり直しをすると全ての頂点が消えてしまったのですが、1つ前の頂点まで戻れるようになりました。地味に嬉しい変更点です。綺麗に頂点をつくれないときはナイフツールに頼りがちなのですが上手にナイフツールを入れられなかった際に、このひとつ前に戻る機能は大活躍です。モデリングの時間短縮になります。

美麗レンダリング好きには嬉しい

お試しでも、美麗なレンダリングを拝みたい人はCyclesレンダーの時間短縮はありがたいところです。

グラボを所有している人は、グラボの腕試しを実感するのにBlender3.0をダウンロードしても良いでしょう。日本語化も最初から選べますし、2.93の設定も簡単に引き継ぐことが可能です。

どんどん使いやすくなっているので、とりあえずPCで3DCGを触りたいという人にBlenderはどんどん使いやすくオススメ度が高いソフトウェアになっていっております。