Steamのゲームが遊べるという「Steam Deck」が発表されました。価格も低下価格で、様々なSteamのゲームが遊べるというメリットがあるハードです。大人気で早速転売価格になっているなど、期待の持てるハードです。
気になる性能
「Steam Deck」の性能は、3タイプありますが、一番下のモデルはストレージがeMMCで64GBモデルということで、64GBでは何もできないので、このタイプは個人的にスルーします。
やはり購入するならば、512GBのNVMe接続のSSDを搭載するモデルでしょう。値段は$649になっています。OSはWindowsと互換のあるSteam OS 3.0 で動作します。CPUはAMDのAPUを使用していて、AAAタイトルでも実行でき、PS5には届かないけどPS4を超える性能があるようです。
動作が困難で有名な『Cyberpunk 2077』をも動作させることができるのでは?という期待が溢れるハードになっています。また、ディスプレイは7インチで、60Hz動作の液晶、そしてストレージはMicroSDカードで拡張が可能です。
Wi-Fiも2.4Ghzと5Ghz帯域ともに使用可能です。重量は約700gなので、これはちょっと重いかもしれませんね。私の所有するカメラのα7iiiもバッテリーなどを含むと650gなんですが、はっきりいって手で長時間持つと疲れますので、夜寝転がってゲームをしたりすると肘にきそうな重さです。
PCゲーマーは買うべきか?
GPD Winなどを所有していたので、自宅で結局遊ぶならば、ゲーミングPCで遊ぶのが一番快適です。
就寝前に、ちょっとゲームだけやりたいということで、リモートプレイするならば、良いかもしれませんが、FPSやTPSで60Hz表示でわざわざ対戦するよりも、ゲーミングモニターでプレイした方がはかどります。あくまでソロプレイのゲームを遊ぶのでしたら「Steam Deck」でも良いかもしれませんが、オンラインの対戦がメインのゲームにはオススメはしません。
あくまでサブのゲーム機として、SwitchLite的な位置づけならば良いでしょう。私も結局GPD Winはメイン機にはなりませんでした。性能が高いと言われても、やはり大画面モニターと高いリフレッシュレートと応答速度を持つゲーミングモニターでのゲームプレイにはかなわないのです。
Steamのゲームで遊びたいけど、ゲーミングPCを買うほどではないという人がお試しに購入するにはアリかもしれません。しかし、PCゲームにハマったらゲーミングPCを買った方が幸せになれますし、幸せです。転売価格で「Steam Deck」を購入するくらいなら、セールでエントリーモデルのゲーミングPCを買った方が私は満足度が高そうだと思います。