PCゲーマーになってから、ウルトラワイドモニターやゲーミングモニターを購入していたんですが、そういえばモニターの寿命ってどれくらいなのか?ということが、気になりました。
以前は液晶モニターは、安いものを購入していて、2万円とかそこらのものを購入していたのですが、そこまで長期にも使用しておりませんでした。また、私の運が悪いのか、一年もしたら液晶がおかしくなったなんてこともありましたので、一度しっかり調べておいてもよいかと思い、調べることにしました。
モニターの耐用年数
以前、パソコンの耐用年数で調べた国税庁のホームページでは、バソコンは4年〜5年となっていましたが、モニター類であるテレビジョンも5年となっています。モニターの有名メーカーであるEIZOなども、だいたいそれくらいを意識した耐用時間を提示しています。15000時間から30000時間となっていて、最高の3万時間であれば、一日12時間使ったとして7年位の耐用年数です。
まぁ、一日にそこまで長時間使うかわかりませんが、サーバーなどで24時間使用しているようなモニターもあるので、その使用用途によっても寿命は変わってくると言えます。
モニターの取扱注意点
温度管理
モニターは、半導体などで構成されているため、急激な温度変化に弱いものです。また、電化製品であるため、水気などにももちろん弱いです。急激な温度差では、結露などが発生しやすくなるため、結露が発生する部分が重要機器になれば、無事では済みません。
衝撃は与えない
液晶モニターは、身近な物になりましたが、精密機器であることには変わりありません。ちょっとした衝撃でも致命的なダメージになることもあります。とくに液晶画面は、液晶漏れなどがあれば、あっという間に崩壊します。
私も昔、ノートPCのキーボードの上に、ゴマ粒をこぼし、そのままモニターを閉じたら、液晶が割れたということもありました。ちょっとした衝撃でも液晶モニターは壊れてしまう可能性があります。勿論ちょっとしたものではなく、落下させたり、棒のようなものが当たるだけでも壊れることがあるため、大切に扱って損はありません。
ホコリ等にも注意
ホコリはたいがい、排気口、給気口で塞がれてますが、煙に近いホコリや、タバコの煙などが原因で、モニター内部の回路が壊れてしまうこともあります。内部は気づかないうちに侵食されてしまう上に、清掃なんて思いつきもしません。知らないうちにモニター内部の寿命を縮めてしまわないように、取り扱う環境には注意が必要です。
スイッチの入切
頻繁なスイッチの入切も、あまりモニターには良いことではありません。電源スイッチのボタンが壊れやすくなるという問題もありますが、電気の頻繁な入切は、モニター自体にも悪影響になる場合があります。定常的に電気が流れてるのが一番です。
省エネと称して、頻繁にモニターのスイッチを入切するのも、実はあまりモニターによろしくないのて、長期間使うことを考えたら入れっぱなしにしておいて、睡眠の際に切るくらいで良いと思われます。
値段の高いモニターなら丈夫?
今のところ私も購入したモニターで5年以上使ったいるものが数枚しかありませんので、なんとも言えませんが、良いモニターを大切に扱えば、5年以上経過しても、モニターの画質も色褪せることなく、またチラつくことなく、使用することができています。職場のモニターは、一時期、頻繁に省エネと称してモニターの入切を行っていたら、数年で茶色に焼けたような色になったので、やはり使い方は大事だと思いました。
国の定める耐用年数は5年の様ですが、使い方次第では、長くも短くもなりますので、お使いのモニターが気に入るものであればあるほど、大切に使って見るように心がけていただければと思います。私も、今のモニターは、買い替えを考えつつもなんだかんだ気に入っているので、大事にしていきたいと思います。