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【DIY】木製の自作PCケースを考察!パーツ配置に注意すれば作れそうだ

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PCパーツを交換して、微妙にあまったパーツで、2台目のPCを組もうかずっと考えていたのですが、なかなか踏ん切りがつかずにおりました。先ず、作るモチベーションが湧かなかったことが一番の要因なのですが、最近またムズムズとしてきたので、どうせなら他と変わった木製PCケースにしようと考えました。PCとは関係ありませんが、最近本棚を自作して、木の加工が楽になったと感じたので、ならばPCケースも木でイケるんじゃ?と、思った次第です。

木製PCケースを加工するなあたって注意する点

簡単に燃えるのか?

木製なので、燃えることがまず心配されます。よく、PCケースが構成されるパーツとしては、アクリルパネルやアルミケースなどが挙げられると思います。調べてみると、アクリルの引火点は280度から300度、発火点は450度から460度あたりということらしいです。実際に実験したわけではないので、らしいとしか言いようがありません。そして、アルミは発火点が560度ということのようです。そして木は、引火点が250度、発火点が450度でした。結局アクリルと大差無いってことがわかります。ようは火元が無ければどちらもそうそう燃えるものではないわけです。一番怖いのは発火の元となるような配線の不具合やトラッキング現象等で火が出ちゃうことだということがわかります。

パーツの配置

PCで熱を持つパーツと言えば、電源、グラボ、CPU、SSD(HDD)、メモリが代表的です。マザーボードもつられて熱くなるでしょう。心配なのは電源やCPUまわりですが、よほど熱のこもるような仕様にしなければ、100度は超えないでしょう。あまりに高い温度になれば、まずはCPUからお亡くなりになってしまうでしょう。

配線に注意する

通常のPCケースも同様ですが、短絡と漏電が心配されるので、接地をしっかりとって、配線の位置や接続面に気をつけるべきなのは、アルミやアクリルと変わりありません。なんとなく、より気をつけたほうが、良いくらいでしょうか?

加工はかなり簡単に

最近は、大きなホームセンターで木材カットを受けてもらえるようになり、もしくは電ノコ(電動ノコギリ)を貸出してくれるところもあります。私も本棚を作る際には木材の大きさを考えて、あとはカットをお願いしてる次第です。「木を切るところから自作だろ!」というかたも居るかもしれませんが、価値観の違いであり、楽できるところは楽しても良いと私は思ってます。ノコギリを引くことは、私はあまり好きじゃ無いのです。真っ直ぐ切るのは神経使って疲れます(笑)

また、電動ドリルは購入してますし、オプションで電動ドライバーにもなります。さらにはトルソーも買ったので大きな穴あけもできちゃうんですね。なんて便利な時代になったもんかと、歓喜と感謝の気持ちでいっぱいです。木材加工の敷居は着実に下がっていますね。

材料も安い

木材は、なにより安いです。材質にまで拘りまくっちゃうと高くなりますが、合板あたりでそろえれば、多分数百円で揃えられるでしょう。私も本棚の木材は450円で、補強パーツの金属パーツのほうがトータル千円くらいして、高かったくらいです。なにより、木材の色を良くするニスの方が高くついたくらいです。材料費がとても安いのも木製の利点でしょう。

設計も楽しい

加工も楽なため、設計に凝るのが逆に楽しくなります。ここは、こんな感じにしようというのが簡単にできるので、強度さえ保てれば、あとは自由な設計が可能です。わたしはエクセルの図形ツールで作っちゃってます。CADまで使うほどでもないので、勿論使える人は、CADでもなんでも使ったら、それこそPCの威力の発揮のしどころです。

年内中の完成を目指す。

とりあえず、木製のPCケースでも十分使用に耐えられそうなので、年内中に作ることを目標に動いてみようと思います。何事も思い立ったら吉日だと思って色々チャレンジはしてみたいです。