Google Chromeの追加機能を使ってリモートデスクトップを行ってみました。
導入は簡単
Chromeのリモートデスクトップの導入は、かなり簡単に行えました。まず、リモートしたいPCの方に対応するアプリをchromeからダウンロードして、インストールして、6桁のピンコードを入れるだけです。
リモートしたい場合は、chromeを開いておく必要があります。ブラウザを閉じては駄目ってところが肝です。そして、リモートしたい側は、スマホやらタブレットはGoogle playやApple storeでダウンロード、PCなら、またまたアプリをダウンロードします。
操作側でアプリを開くと操作したいPCの先程入力したPINコードが求められるので、そちらを入力して、そのPCの操作を開始するだけです。
https://remotedesktop.google.com/access
実際に動作させてみて
まず、無線LANで繫いでいるスマホやタブレットは、カクカクしてお話になりませんでした。素早い操作が必要なアプリは難しいですね。お絵かきも無理でしょう。そして、ゲームなんかはもってのほかだと思いました。
別のPCで、有線接続の場合は、なんとか操作は可能ですが、自宅内であれば、わざわざChromeのリモート使う必要あるかな?ってところです。
他のリモート手段がないなら選択肢としてはアリかもしれませんが、個人的には、わざわざ使うほどの魅力は無かったです。今はもう化石アイテムのSteam Linkを使った方が快適だと思えました。
簡単だけど快適ではない
簡易的にリモートデスクトップできるのは、リモートデスクトップに不慣れな人は良いかもしれませんが、その他の選択肢を持ってる人なら、あえて選ぶ方法でもないのかな?と、思います。
セキュリティ面として安心と言えば安心ですが、30分毎に、リモート中の警告が出るのも地味に鬱陶しいです。初めてリモートデスクトップを導入するなら無料ですし楽だと思いますが、快適な動作とは言い難いので、ある程度判っている人にはオススメしかねる。そんな機能だと感じました。
意外にメモリを食うのか、動作が重いのでPCからPCならば違和感ありませんが、スマホやタブレットはそれなりに良い性能のものを準備してください。Wi-Fi6環境か5G環境なら使えるのか?という状況でした。これはオススメだよ!というものではありませんでした。