【PC版】いたずらガチョウがやって来た!~Untitled Goose Game~をプレイしてみまして、とても良くできたゲームだと感じました。
久々にヤリコミたくなっている、このゲームの魅力を語っていきたいと思います。
【PC版】いたずらガチョウがやって来た!~Untitled Goose Game~の魅力
魅力その1:ガチョウが可愛い過ぎる
プレイヤーが操るガチョウですが、仕草がとてもカワイイのです。多分製作者もガチョウがとても好き、または嫌いなのかもしれません。
とにかくガチョウの挙動というか鳥っぽい動きが良くできています。ときにお尻をプリプリ!と振ってみたり、逃げるときは羽を広げてみたり。
そんな鳥の習性を良く見ているな~と、感心してしまいます。私も鳥は過去に色々飼っていたのでガチョウを操りつつも懐かしく思えます。
首を下げる動作ができるのですが、ちょっと覗き込むような首の傾げ方とかが特に可愛く鳥らしさを出していると思います。
鳥好きには『こりゃ!たまらんん!』ってくらい可愛い動作が盛り込まれています。イタズラが過ぎるやんちゃなガチョウを操っている、見ているだけで幸せな気分になれます。
魅力その2:街の人々の動作
ガチョウがチョッカイを出す街の人々の動作、こちらも作り込まれているな~と感じさせます。
それぞれ癖のある人物が描かれていて特徴もあります。3ステージ目の夫婦なんかは、仲があまり良くないのか庭が別々だったりとか・・・。そんな背景を考えさせられます。
2ステージ目の少年についてはオドオドしていて、ついイタズラしたくなってしまいますが、あまりやりすぎると心が痛くもなります。
また、いたずらを繰り返すガチョウを攻撃することなく『あっち行け!』程度でとどめている住民達に優しさを感じます。
魅力その3:できることが色々ある
ステージクリアに沿ったお題だけでなく、隠されたお題、そしてお題はなくともイタズラをついつい繰り返したくなる魅力がこのゲームにはあります。
魅力その2で挙げた、街の人々の動作が凝っているので、違ったリアクションを見るためについつい色々と試したくなります。
この人は、こんなことをしたらどんな反応をするだろう?なんて考えて、実行して、予想通りだったり違った反応を示す人々を見ているだけでも楽しくなります。
魅力その4:意外にヤリコミ要素がある
このゲームはクリア後に隠し要素のお題が全て見えるようになります。この隠しお題は結構難しいものが多くヤリコミ甲斐があります。
とくに最終的なヤリコミ要素は、かなりスピーディーさが求められますので、ガチョウ扱いの手際の良さが試されます。
街の人々の挙動を熟知しつつ、パズルの様にイタズラをしていく、そんなプレイヤースキルの問われるヤリコミがとてもモチベーションを上げてくれます。
魅力その5:老若男女楽しめる内容
稀に度を過ぎたイタズラもありますが、過度ば暴力要素もありませんし、ある意味現実ではできないようなイタズラをガチョウがすることで『悪魔みたいなガチョウだな~』で楽しめるゲームです。
子供でも遊べるGTAと言ったところでしょうか?大人も子供もなんとなくイタズラは好きですし、現実ではやってはいけないからこそゲームでやることができるのが楽しいのです。
現実とゲームの区別がついているからこそ楽しいゲームだと思います。カワイイガチョウを操って好き勝手やっていることが楽しいので、この面白さは老若男女にオススメできるゲーム性だと思います。
ちょっと高いけど触って欲しい
クリアまでの時間は、数時間程度です。しかし、このゲームは繰り返し遊んだりヤリコムことで、更に味が出るゲームだと思います。
定価では2千円近くするのでちょっと高いですが、興味が湧いているなら是非触って欲しいゲームです。自分で触ってみると世界で100万本近く売れるのも納得がいくゲームでした。
まさにゲームだからこそできる非日常を体験できるゲームだと思います。やりすぎなところもあるけどどこか微笑ましい面を持っていると思います。(少年にはもっと優しくしたいですが)
セールかなにかあるなら、是非買ってみて手に取って触ってみて欲しいゲームです。『ゲームだからこそ!』が味わえるゲームだと感じます。