東京ゲームショウ2019にてAncestors The Humankind Odysseyの試遊ができましたので感想を書いていきます。
ちなみにHPブース(OMENブース)内にあるゲーミングPCでのゲーム試遊の中の一台にありましたので、見つけるのは困難かもしれません。
完全に自然の中に投げ出される
人類の進化を描くゲームということで、プレイヤーは先ず子猿を操ってジャングルを徘徊します。なにせ周りは敵だらけです。周囲を伺って安全な場所を探しつつ、小さな洞穴を探して隠れます。
そして、隠れた後は猿になって子猿を見つける・・・というゲームになるんですが・・・なんと子猿の位置が示されていない?しかもこのゲーム「基本的に教えないので一人でがんばってや」みたいな案内が出てきてしまい、完全に投げ出されます。
『ちょっとまって!せめてもうちょっと詳しい操作方法だけでも!』という心の叫びも虚しく、ジャングルに放置されます。一応操作説明みたいのは左下に出るのですが、その操作をするとどうなるのか?が出てきません。
しかも、ジャングルの景色はほぼ一緒、子猿を操った際にもうちょっと位置を把握しておけば良かったと後悔しても、もう遅いので洞穴のあった岩場を探してみるものの・・・・見つからず。
過去にアサクリに関わったスタッフが作ったゲームということで、クライミングとかはとてもスムーズで楽しいのですが、そのほかの『集中する』で行う『嗅ぐ』『聴く』みたいな(うろ覚え)スキルを駆使して子猿を探すのですが、子猿の声は聞こえど姿は見えず・・・。
ということで、結局詰んでしまいました。リベンジしたいなぁと感じたので、いずれ購入したいかなと思えました。
操作性
アサクリを操作できていれば、余裕で操作できます。猿をあやつってのクライミングは快適ですが、流石に崖でネズミ返しみたいになっている部分は登ることはできません。
また、あまりに高いところから落下すると『骨折』というステータスになり、移動力が落ちます。ちなみに骨折は時間で回復しますが、1日もかからず回復するのは、すでに超進化してませんかね?と思ってしまいました(笑)
感知的な操作が色々あるのですが、この操作を行うとどんな恩恵があって・・・ということが示されてないので、よくわかりませんでした。急に画面が白黒になって他の獣の気配的なビジュアルは出るのですが、明後日の方向から急に蛇やイノシシに攻撃されたりと、危険を知らせるにしてもプレイヤーが情報を読み取るのが難しいと感じました。
ある意味プレイヤーの学習能力と進化も促されていると感じるので、『そうか!プレイヤースキルも問われるゲームなんだな!!』と思って好意的に見てみますが、実のところ説明書がほしかったです。マニュアル人間ですみません(笑)
試行錯誤が楽しいゲーム
上記の要素により、色々と試して、猿と一緒にプレイヤーも感じて楽しめるゲームだと思います。正直東京ゲームショウの展示内だけでは遊び尽くせないというか理解できなかったので、また遊びたいゲームです。
ジャングルに放り出されて、方角や位置を把握するだけでも大変だな・・・としみじみ感じることもできたので、サバイバルゲームとしても秀逸なゲームだと思いました。
Epic Gamesではリリース済みですがSteam等では、まだまだ発売していないゲームです。意外にPCへの要求スペックも必要とするゲームですが試行錯誤が楽しそうなゲームで、なかなかやり応えがありそうです。
もし気になっている人で東京ゲームショウに行く人がいたら、HPブース(OMENブース)で遊ぶことが可能です。