マイニングブームが去って、マイニング専用グラフィックボードが市場に多く出回るようになっています。
普通のグラフィックボードと比較するとかなり安い値段で売っているのですが、何も知らないで購入してしまうと痛い目にあうこともあるようです。
マイニング専用グラフィックボードとは
マイニング専用グラフィックボードは、マイニングに使うためのグラフィックボードなので、実はグラフィックボードなのに映像出力機能がなくなっております。
実際には完全に無くなってはいないのですが、映像出力機能は改造なしでは使用することができません。このことを知らないで『やったぜグラフィックボードを安く購入!』したと思ったら、映像出力が無くて泣いた・・・。なんてことになります。
改造なしで使うには
元がマイニング専用グラフィックボードなので、今からマイニングを開始したい人は使ったら良いとは思いますが、今からマイニングを開始して採算がとれるかどうかは不明です。
マイニング以外の使用方法としては『動画のエンコードに使用』『Crossfire(2台接続)のもう一つとして使用』『内臓GPUのあるCPUの補佐として使用』という使い方が考えられます。
ただし、しっかりと使いかたのわからない人には使いづらいですし、内臓GPUの補佐としいても古いCPUの内臓GPUでは対応していないこともあります。
無改造で使用するならCrossfire(2台接続)のもう一つとしても1つとして使うには正規品を購入する必要があります。
マイニング専用グラフィックボードの入手方法
たまにBTOショップの中古で販売されていることもありますし、メルカリやヤフオクで販売されていることもあります。
取り扱いは結構減ってきているので、掘り出しモノ扱いになってきている状態です。
改造は自己責任
改造すれば、映像出力も可能になるようです。しかし、自己責任になりますので失敗しても文句の言いようもありません。
ちなみに、GoogleかYoutubeで『例のグラボ』と入力すると、沢山の改造方法が表示されるので、自己責任で改造していただくようになります。
私もやってはみたいですが、この方法でグラフィックボード化させるのであれば、リスクを取るよりも、もっと性能の良いグラフィックボードを購入してしまうと思います。
お試しとしてはアリ
安い自作PCを作ってみたり、HDMIを使えるように改造してみたり、そんなことを試してみたいのであれば『アリ』だと思えます。
ただ、普通に性能の向上を求めたり、初グラフィックボードとして購入するのであれば、リスクを考えると『ナシ』だと思えますので、趣味と自己責任で購入すると良いと思えます。