最近グラフィックボードを購入したので、今後CPUとマザーボードを買い替えたいと思っておりますが、Ryzenシリーズで組んでみたいという気持ちもあります。しかし、AMD製のCPU対応のマザーボードとチップセットの種類については、あまりよく知らなかったので自分なりに調べてみました。
AMDのマザーボードとチップセットの種類
CPUソケット
まず、AMD製のCPUに対応するにはCPUに対応するソケットを備えてなければいけません。調べてみると2019年4月現在でソケットはにあたるCPUであればAM4に対応していれば良いようです。
Intel製のCPUはソケットがコロコロ変わるので分かり辛かったのですが、AMD製のCPUはソケットの変更がそれほど無いようで安心いたしました。
高性能なRyzen ThreadripperというCPUはソケットの形状がLGA4000となっており、AM4ソケットとは全く互換性が無いので注意が必要です。
チップセット
次にRyzen3~7に対応チップセットの種類を調べてみました。最近の仕様を調べてみるとX470、X370、B450、B350、A320、X300、A300といった6種類があるようです。
X470とX370がマニア向け、B450とB350が高性能向け、A320がコスパ重視向け、X300とA300が小型PCユーザー向けといったところでしょうか?
X470やX370はSATAの最大数も多く、NVMeを使いつつ動画の編集やエンコードなんていう使い方を考えるのなら使い勝手が良いチップセットになると思います。
対応するUSBポートの数も多く、GeForceの二枚運用(SLI)などにも対応しております。拡張性は非常に高いチップセットです。
B450、B350はXシリーズほどではないのですが、性能は高めなチップセットです。X470やX370ほどの使用はしないけど、少しでも性能が高い方が良いというのならばコチラを選んでおけば間違いないでしょう。
A320は最低限の性能が有れば良いという人向けで、X300とA300は小型PCを自作したい人向けの仕様になっておりました。ちなみに市場にはあまり出回っていないタイプです。Ryzen Threadripperに合わせる場合はX399というチップセットになります。
400と300の違い
上記の仕様をみると、高性能なX470、X370または価格でB450、B350を選ぶ形ですが、400番台と300番台にどんな違いがあるのかが疑問です。
基本的に300番台のチップセットは最新のRyzenに対応させるためにBIOSの更新をしなければなりません。一応AMDのホームページでもアナウンスされております。
コレから購入するならX470かB450を購入した方が、いちいち面倒な手続きをする必要が無さそうです。
X470かB450
BIOS書き換えなど自分で対応して、コストを下げたいということでもなければ、とりあえず最新のX470かB450のチップセットを搭載したマザーボードを購入しておけば間違いは無いと思います。
最近は更に新しいRyzenシリーズが登場するのではないか?ということで、価格が安くなってきておりますので迷うところでもありますが、欲しいのであれば買っておいた方が良いかな?と個人的には考えてしまいます。