BTOパソコンを購入する上で、ネットの評判を参考にしている人は多い筈です。なぜならBTOパソコンは『高価な買い物』だからです。
日本ではブランド志向も強く、大手家電メーカーの品物の方がより売れます。ネットでしか名前を聞かない、大きなお店も近場に無いBTOパソコンをいきなり信用するのは酷な話だと思います。
ネット評価の注意点
ネットの評価を見る際には、いくつかの注意点があります。その注意点と理由を書いていきます。
人は悪評を書きやすい
人は満足したこ評価や得した評価よりも、不満だった評価を拡散する傾向があります。満足した、もしくは大した不満が無ければ『不満が無いのが当たり前』となってしまうからです。
しかし、一箇所でも不満があると、それをどこかに出したいので、匿名性の高いネットで悪評を書いてストレスを発散します。日本では匿名性が高いSNSがウケるのはこのためだと個人的に考えています。
悪評が多いのは購入した人数が多い
悪評が多い=悪いお店なのか?というと、一概にそうは言えません。とくにネットの評価で検索にヒットするようなお店は、基本的に来客や利用するお客が多いからあと私は考えます。
母数が多いから、不満に思う人も増えるのです。1000人のうち10人が不満を感じるのと100人のうち5人が不満を感じるのでは大違いです。
BTOパソコンとなると、パソコンは精密機器ですから、いきなり壊れる・不具合が出ることはよくあります。利用者数が増えればそれだけ不満を口に出す人も増えてしまうわけです。
個人の技量や自己責任の場合も多い
悪評の内容をよくよく確認すると、自己責任の部分が見える場合もあります。よく説明書を確認しなかった、パーツの取り付けの際に取り付け箇所を間違った。
初期不良を確認ミスで、初期不良適用期間を過ぎてしまった。そんな半ば逆ギレのような評価も良く拝見します。確かに初めて購入した人に、そういった判断ができるか?とも考えられますが、初期不良確認等は怠ってはいけないと個人的には考えます。
人の悪評を鵜呑みにしているだけの評価も多い
悪評を又聞きで自分の悪評として流布している人も大変多く見かけます。『○○のパソコンは壊れやすいし、粗悪品』という評価を見たら『○○のパソコンは壊れやすいし、粗悪品みたいだよ』という評価を流布し、更にその評価を見た人が『○○のパソコンはダメみたい』と勝手な評価を下している人を見ます。
本当にその人が感じた評価なのか怪しい評価もあり、とくにAmazonの様に未購入の人が評価を下せるシステムやSNSや匿名掲示板の無責任な評価は、本当に信じて良いのか疑問が持たれます。
しっかりと購入している評価を見るべき
注意点の冒頭でも述べたように人は『満足だった評価』をネットで書くことは少ないです。良い評価としても『特に不満は無いよ』程度の評価が特に多いと思います。
日本はとくに『減点形式』が多くとられているので、こういった評価がネットに氾濫しているのだと私は考えおります。
また、購入していないのに又聞きや気を引くためだけに叩き評価(悪評)を流布している人も多いので、本当にその人がそのBTOパソコンを使っているのか?ということをよく確認した方が良いでしょう。
人の評価は、結局他人の評価です。人の評価が自分に当てはまるとは限りません。しっかりと自分との整合性を考えて、ネット評価を吟味する必要があると思います。
また、ネットの評判を検索する際には、数パターンの言葉で検索すると良いです。『BTOパソコン 評判 不満』と検索したら『BTOパソコン 満足 良かった』等、様々な角度で検索することをオススメします。