Steamのゲームが遊べるポータブルゲーミングPCのSMACH Zの日本国内ではAmazonの予約も開始され品切れになるほどの人気になっています。
そんなSMACH Zですが、一体通常版とPRO版のどちらを買った方が良いか、違いを比較してみたいと思います。
『SMACH Z』買うなら通常版?PRO版?
SMACH Z 通常版スペック
- OS:SMACH OS
- CPU:AMD Radeon Vega 8グラフィックスを搭載するAMD Ryzen V1605B
- メモリ:4GB
- SSD容量:64GB
- カメラ:無し
SMACH Z PRO版スペック
- OS:SMACH OS
- CPU:AMD Radeon Vega 8グラフィックスを搭載するAMD Ryzen V1605B
- メモリ:8GB
- SSD容量:128GB
- カメラ:5Mpix
上記のようなスペック差になっております。価格は2万円以上の開きがあります。しかしスペックを見るにメモリ容量は4GBと8GBという違いがあり、このメモリ容量は大きな違いになってくると思います。
昨今のPCゲームはメモリは8GB程度は使ってしまいますので、4GBでの動作はかなりつらいと思います。Amazonで販売されている仕様を見るとPRO版一択な気がします。
SMACH公式サイトでは更なるウルトラ版も購入可能
SMACHの公式ショップサイトで購入するならば、細かい仕様変更と、PRO以上にスペックアップしたウルトラ版も購入可能です。
また、通常版のメモリも8GBに増設可能であり、増設には1万円程度の値段変動となります。別にカメラ等必要ないがスペックアップだけしたいという人にはAmazonで購入するよりもコチラの方が良いと思います。
ウルトラ版はメモリも16GB(デュアルチャンネル)でストレージも256GBとなっています。まさに小さなゲーミングPCと呼ぶに相応しい仕様だと思います。
更に公式ショップではOSもWindows 10 Home版に変更することが可能です。ゲーム以外に活用したいという人の要望にも応える仕様になると思います。
ただしOS変更は12,000円程度増額になるので、ウルトラ版でそれを行うと141,440円という値段となり、デスクトップ型のゲーミングPCであればミドルスペックのゲーミングPCが購入できてしまうようなお値段になってしまいます。
しかし、日本では車両移動も難しく通勤に電車やバスなどを使用して1時間以上かかるような人は、そういった時間を有効活用してPCゲームをできると考えたら悪くない買い物だと思います。
SMACH Zは夢のゲーム機
最近はPCゲームオリジナルのゲームも増えてきておりSteamの普及でPCゲームもかなり身近なものになりました。
そんな世の中でSMACH Zは忙しい中でもPCゲームを堪能するツールとしてとても有意義なものになると思えます。私はGPD Winを購入して大好きなインディーズゲームが四六時中楽しめるようになり満足しております。
通勤中や通学中にPCゲームを少しでも遊びたいという人には人生に潤いを与えてくれると思います。
勿論自宅ではデスクトップゲーミングPCでプレイした方が満足度は高いでしょう。しかし自宅での自由時間が少ない人にはSMACH Zは新たな選択肢の一つになるポータブルゲーミングPCだと思います。
欲しいけど購入に躊躇する理由が価格であれば、自己投資として割り切りましょう。安いからとりあえず買ってみるか程度であればどんな物品もやめておいた方が良いと思います。