PCはそこまで頻繁に使わないので、一台のPCを家族共用に使いたいという人もいると思います。
家族共用だけどアカウントは共通のものにしたいくないというご家族のために、1台のPCでアカウントを別々に作る方法を書いていきたいと思います。
家族アカウントの増やし方
一台のPCで複数のアカウントを作成する方法です。まずスタートメニューを開き、歯車マークをクリックするとメニュー画面がでるので、その中のアカウントを選択しましょう。
アカウントの設定から、家族とその他のユーザーというメニューをクリックすると、家族のメンバーを追加という項目があります。
この家族のメンバーを追加というところから、保護者であるか子供であるかを選択することが可能です。子供であれば勿論ペアレントコントロールも可能なので有害なサイトを見せないことも可能です。
追加する家族アカウント毎にメールアドレスが必要
アカウント追加において一番面倒に感じるのが、追加するアカウント毎に専用のメールアドレスが必要です。
子供のアカウントを追加するのに、わざわざフリーメールなどを取得してマイクロソフトアカウントを作成するという手間がありました。
早くアカウントを設定したいときには、倍以上に長く時間が感じられて非常に手間に感じます。私もこの記事を書くためにわざわざ子供設定で追加アカウントを制作してみましたが結構な手間でした。
ちなみに、保護者と子供という区分けですが、これは任意に決定できるので新しく作成するアカウントは全て保護者扱いでも可能です。ご自分の家族の構成にあった形で政策すると良いでしょう。
アカウント毎にデスクトップは別だが中身のファイルは一緒
アカウントを新しく制作して、新しいデスクトップとユーザーフォルダが制作されます。これは別々のものになります。
しかし、最初に設定したメインの管理者が使っていたアイコンなどは引き継ぎ見えてしまいますので、新しいアカウントを制作する際には見られたくないデスクトップアイコンなどはあらかじめ消しておくと良いでしょう。
またPC内のフォルダやファイルはすべて共有化されておりますので、見られたぬないファイルには色々と対策を講じなければいけません。
パスワード情報などは別
ブラウザやソフト毎のパスワードなどは別としてカウントされているので、例えばSteamのファイルはあっても、パスワード情報などはアカウント毎に別物扱いです。
Steamを起動した場合には、別人としてログインも可能ですし、IDとパスワードを同じものを入力すればすでにインストールしてあるソフトはプレイすることが可能です。アカウントは別にしたいけどソフトは遊べるようにしたいのであればファミリーシェリングをしても良いでしょう。
家族に使われなくないソフトなどは、IDパスワードを知られない限り使われることが無いので安心です。
メインストレージの容量を大きめに
アカウントが増えるとCドライブにそれぞれのデスクトップフォルダが制作されてしまうため、非常にデータ容量が大きくなります。
Cドライブに使うメインストレージは大きめなPCを購入しておいた方が良いでしょう。できれば500GBのSSDを搭載したPCであると良いと思います。
120GBや240GBでは、家族数名分のデータ容量を保存しておくとすぐに容量オーバーになりそうです。とくに家族はダウンロード先をこまめに変えるということはできないと思います。
管理者としては、非常に手間と面倒が増えるかもしれませんが、1台のPCを家族で使えるというメリットも大きいと思います。