海外のDSOGというサイトの記事で、NVIDIAのGPUの性能向上率が緩やかになっているという資料がありました。
世代のパフォーマンス向上率が2010年以前では70%でしたが、2010年以降では30%のとどまっているとしております。
性能は緩やかだけど価格は上昇
GPUは性能の上昇率は緩やかだけど、価格はどんどんと上がっております。最近のCPUに至ってはそれが顕著に見えると思われます。
GPUにいたってもバージョンが細分化されてGTX1000シリーズは1030、1050、1060、1070、1080といったバージョンに別れさらに1050Tiや1080Tiといった製品があります。
高性能な1080Tiの高性能が目立つようにはなっておりますが、GTX980TiやTITANXからの劇的な性能アップは?と言われると、劇的とまでは言えないかもしれません。
最近はマイニング需要もある
最近、ゲーム需要だけではなく、マイニング需要もあってか、GPUの高騰が止まらないとも思えます。
ゲームや3DCGだけでなく、マイニングに特化したGPUのバージョンも発売されかねません。今後世代交代しても、次世代シリーズとなって、劇的な性能アップがされるかは謎であります。
逆に今がゲーミングPCの買い時?
ある意味次世代GPUの天井が見えているようであれば、現行のゲーミングPCも買い時なのでは?と思ってしまいます。こればかりは、読み違えてしまって、次世代シリーズが劇的な性能アップを遂げるかもしれません。
あくまで最近の傾向を考えると、個人的な考えですが、現在マイニング需要で、RX480やRX580、そしてGTX1060あたりが人気となり高騰しているので、逆にGTX1080を搭載したゲーミングPCを購入しておけば、それなりに安価に次世代のゲームでも十分使用に耐え得るゲーミングPCを購入できるような気がします。
また、来年あたりに新しいGPUの発表があることが懸念されますが、今ゲーミングPCを購入するならと考えると、個人的にそんな考えが浮かびました。