もうすぐ台風の季節が近づいてきております。そんな際に気になるのがPCの停電対策です。
台風や落雷の季節になると、停電になることが考えられます。大事なデータを扱っているPCです。停電のせいで大事なデータが破損することも考えられます。そんなことにならないためにPCの停電対策は行っておきたいものです。
フル稼働PCの使用をしているならUPS
UPSとは無停電電源装置のことです。非常用電源と言えばわかりやすいでしょうか?普段から逐電しておき、いざというときに非常用電源としてPCへ電気を供給します。
非常用電源といっても非常用発電機のようなものではなく、どちらかというと、停電していきなりPCの電源が切れてしまうことを防ぐための装置です。
UPSの電源でPCが起動しているうちに安全にシャットダウンすることが目的です。あくまでUPSでPCを稼動させようとしてはいけません。そこまでの能力を考えられて作られておりません。
また、集合住宅等では意味を成さない場合がありますので、環境による使用も購入の際には確認しておいた方が良いでしょう。
ノートPCのバッテリーのデスクトップPC版と考えるのが良いです。しかもノートPCのバッテリーほど長くは持ちません。あくまで本当に非常用として使用しましょう。
BTOショップなどでも売られており、お値段は2万円程度です。大事なデータを頻繁にやりとりしている人は、UPSの設置を考えましょう。台数があればあるほど長時間使用できます。
ただし、同容量のものを連続で繋ぐことはできないようなので注意が必要です。段階的に容量を小さくする必要があるようです。
雷サージ対応のコンセントを使う
停電とともに雷サージが流入してきた場合には、使用中の電子機器が壊れてしまう可能性も考えられます。対策として雷サージ防止用コンセントを使うようにしましょう。
データのバックアップ用のHDDなどは通常つないでおかない
PCのバックアップデータをとっているHDDやSSDがあるのであれば、接続しないでおきましょう。以上電圧や電流などが流れてしまった場合に、道連れになってしまう場合があるからです。
折角バックアップをとっていても、メイン&バックアップもろともデータが破損しては意味がありません。
そんなことが起こらないように、普段バックアップデータは繋いでおかず、適度なバックアップ+充電くらいに留めておくようにしておきましょう。
急な停電などからPCを護る努力を
急な停電は予測することは難しいので、できるだけ上記の様な対策を取っておいた方が良いでしょう。大事なデータが壊れてからでは遅いので、常に対策はうっておくようにしましょう。