Oculus Riftやhtc Viveが発売されて一年経過、VRがあまり普及しないのは何故？

気付けば、Oculus Riftやhtc ViveといったVR機器が発売されて1年が経過しようとしております。

VRを有名なものにしたPSVRも2016年10月13日に発売され、半年以上経過しておりますが、販売台数も少ないこともあり、いまだ普及しているとは言えない状況です。

今年はじめにもVRについて考察しましたが、更に半年ほど経過したので再度考察していきたいと思います。

何故VRは普及しないのか？

買っていない私が言うのもなんですが、何故VR機器が普及しないのか？ということを改めて考えて見ました。

とにかく値段が高いです。Oculus Riftやhtc Viveにいたっては10万円近い値段です。PSVRでも5万円近い価格です。すぐには手を出しにくい価格です。

セールなども散見するようになりましたが、それでも購入するに至る値段では無い気がします。

過去体験会などにも参加させていただきましたが、よし！これならVRを買おう！と思うに至る作品はあまり見受けられませんでした。

DMMの大人なコンテンツでVR対応のものが増えているようですが、そのために5万円～10万円の機器を購入するか？と言われると難しいと思います。

しかもスマホの簡易VRアプリでも体験できてしまうので、キラーコンテンツにはなりえません。

VRの体験中に視覚が全て塞がれてしまうので、意外に遊ぶ場所を選んでしまいます。転んでしまうようなところ、ぶつかってしまうようなところには不向きです。日本家屋では難しい遊びであると思えます。

一番普及の可能性があったPSVRがいまだに店頭に置かれることが少なく品薄です。値段が高いことから在庫としても置きたくないのでしょうが、出荷台数も少ないため欲しい人の熱意が下がってしまっていることも考えられます。

商材として、見通しが難しいこともありますが、このまま普及が進行しないと開発されるゲーム等のコンテンツも無くなってしまい。更に普及がされないという悪循環が予想されます。

もっと身近に感じられるコンテンツなどがあることが望ましいことと、高価なものですが家電量販店で気軽に見かけられる、試遊ができ購買意欲をそそることが必要だと思います。

情報として入ってこないと、気にもなりませんし、買う気にもなりません。まして普及なんて夢のまた夢になってしまいそうです。

私も、なんとなく購入を考えていたPSVRを店頭では全く見かけずにいると、次第に購入する気力が失せてきていると感じました。

Oculus Riftやhtc Viveも値下がりし、PSVRくらいの価格になってくれたらPCゲーマーとしても嬉しいのですが、中々そういった環境になるのは難しいのかな？と思います。