2016年にリリースされたストリートファイターVですが、新キャラも追加されるなど、まだまだ楽しめるゲームです。そんなストリートファイターVを快適に楽しむために必要なお勧めゲーミングPCを紹介したいと思います。
ストリートファイターVってどんなゲーム?
格闘ゲームの金字塔であり、格闘ゲームブームをおこしたストリートファイター2からのシリーズ作品です。
3DCGを採用し、演出もグレードアップした、格闘ゲームと言えばこのシリーズを思い浮かべる人がまだまだ多いと思います。
ストリートファイターVをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- CPU:Intel Core i3 4160以上
- メモリ:6GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 670 以上
推奨動作スペック
- CPU:Intel Core i5 4690K以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 960以上
推奨スペックを満たしプレイが可能となるゲーミングPCはミドルスペック以上のゲーミングPCとなりそうです。
スペック不足がゲーミングPCでプレイした際の弊害は?
3DCGを多用し、とにかくCGの処理速度を求められます。3DCG格闘ゲームをプレイするにあたって、グラフィックボードに力を入れるべきです。
エントリーモデルのゲーミングPCでも起動をすることは可能ですが、素早い処理ができず、また快適な動作も期待ができません。
1フレームが命とりとなる格闘ゲームで、処理の遅れや画面のチラ付きなどは致命傷です。まともな対戦がしたい、少しでも勝ちたいのでしたら、パソコン本体にも力を入れるべきです。
旧世代のGTX900番台であれば、HD画質でVRAM4GB以上のGTX960は必要です。GTX1000番台のGTX1050TiでVRAM4GBなので、安定した性能を維持したいのであればGTX1060(VRAM6GB)はあって欲しいところです。VRAM2GB程の能力ですと、最高画質設定ですとフレームレートが落ちてしまいます。
スペックを満たしたゲーミングPCでプレイした際の恩恵は?
最高画質であり、フレームレートも安定していれば、それだけ技の対処が早くなります。適切な技を適切なタイミングで繰り出すことが格闘ゲームでは一番重要なことだと思います。
GTX1080での動作を検証した参考動画を見つけました。
GTX1080を搭載したハイスペックゲーミングPCであればこその、高画質、高フレームレートの動画です。
ストリートファイターVをミドルスペッククラスのPCでベンチマーク
私の所有するミドルスペッククラスのゲーミングPCで今回動作チェックを行ってみました。計測にはMSIアフターバーナーを使用しております。
ちなみに私のPCスペックはCPU Core i7-4790、メモリ16GB、GPUはGTX1060(6GB)となっております。
数値の計測中は解像度は1920 ×1080 ウィンドウモードで最高画質と最低画質でプレイした比較状況となっております。
GPU負荷率
GPUの負荷率は、高画質でも40%で、最低画質でも10%とかなりGPUに与える負荷は低いようでした。しかし4K画質となると話は別になりますので、4Kで遊びたいようでしたら、もっと負荷がかかると思います。
ビデオメモリ使用量
流石にオンライン対戦メインのゲームはグラフィックの負担は考慮されているようで、最高画質でも2GB程度に抑えられているようです。4K画質表示となればもうちょっとビデオメモリも使用しそうですが、1920程度でしたらGTX1050Tiでも十分遊べるようです。
フレームレート
フレームレートは、60fps最高設定で、最低画質でも最高画質でも安定して60fpsで表示されております。カクつくことも違和感を覚えることもなくゲームはプレイできておりました。メニュー画面や対戦前と対戦後のムービー中に若干フレームレートが下がるようです。
CPU負荷率
こちらはかなり低く、最高画質でも40%行くことは少ないようです。ストリートファイターVをプレイするにあたってCPUの性能はそこまで考慮しなくても良いようです。
メモリ使用量
こちらは最高画質でも最低画質でも5GB~6GB程度の使用があるようです。ストリートファイター5をプレイするなら8GB程度の標準的ゲーミングPCに搭載するメモリ容量は欲しいところでしょう。
上記のことを踏まえると
ミドルスペック以上のゲーミングPCがあれば、プレイ自体は可能であると思います。しかし、4K画質等を考慮するとハイスペック以上のゲーミングPCは欲しいところであると言えます。
以上の動作確認をしたうえで、下記よりストリートファイターVを楽しめるゲーミングPCを紹介したいと思います。
ストリートファイターVをプレイするためにオススメのゲーミングPC
ガレリア XT
GPUにGTX1060(VRAM6GB)を搭載しており、CPUもCore i7-7700を搭載しております。メモリも8GB搭載しているので推奨環境も満たすこともでき、4Kや最高画質という環境ではプレイはできませんが、画質などを落とせばフレームレートも維持できるでしょう。
ガレリア ZG
GPUはGTX1080を搭載しており、CPUもCore i7-7700Kを搭載しております。メモリも16GB搭載しています。最高画質、最高設定でストリートファイターVを4K画質でもプレイできるハイスペックゲーミングPCです。
他にもあると良いもの
格闘ゲームなので、アーケードスティックなどのジョイスティックがあるとスムーズに対戦ができるでしょう。
更に快適な対戦環境を整える必要があるので、有線LAN接続は必須だと思います。