Galaxy S8をパソコンのように仕様できるドッグが発売されるというニュースがありました。「Galaxy S8」をPCに変えるデスクトップドック「Samsung DeX」登場というニュースです。
以前からWindowsOSを搭載したスマートフォンもあり、こういった製品が今後増えていくのかな?ということを考えておりましたが、どんどん現実のものとなってきているようです。
スマートフォンからパソコンに変換されるメリットは?
今でもスマートフォンの画面をモニターなどに映そうと思えばminiHDMIなどを使用すればできなくもありません。
しかし、今回この製品は、モニターに繋ぐと、画面が最適化されて、まるでパソコンを扱っているかのような仕様になるところだと思います。
外出先ではスマートフォン、自宅ではパソコンという形で使用できれば、確かに便利ではあります。
スマートフォンの性能で十分か?
ビジネス目的やネット閲覧程度でしたら、最近性能の上がってきているスマートフォンでも十分扱えるとは思います。
しかし、クリエイト目的になると、メモリやCPUの能力が不足するのではないかということが懸念されます。
今後スマートフォンの性能がどこまでアップできるかはわかりませんが、ゲーミングPCやクリエイターPCなどを欲する人としては、あまり必要無いものだと思います。
値段について
あくまで、ネットブック的な使い方であれば、スマートフォン本体の値段と、ドックが149ユーロということで1万8千円近い値段となります。
2万円ならタブレットでも良いのでは?と個人的に思ってしまうのですが、スマートフォンを持ち歩き、自宅ではパソコンにというコンセプトで考えれば安価ではなるのかな?と思います。
できればもうちょっと値段が下がると、他のタブレットやパソコンと比較しないで済むのではないかと考えられます。
今後はこういったスマートフォンとパソコン兼用のようなものは増えるか?
ある意味とても便利なので、ドックに別途HDDかSSDが内蔵されて、データ保存ができて、ネットワークでいつでも取り出せる仕様などになれば、かなり使い勝手が良くなると思います。
簡単に思いつくのはNAS機能もあるドックです。そんな機能も備えて、更にこの製品のようなドック使用ができれば、かなり今後発展が見られる簡易パソコンになるのではないでしょうか?
ただし、拡張性はあまり期待できないので、やはり今後もパソコンはパソコンで必要なものだと思います。パソコンを使用するクリエイターやゲーマーにとっては、性能的にはまだまだ物足りないと思います。