ゲーマーとして気になるニュースがありました。なんと『プロゲーマー』の養成学校がオープンするらしいです。
日本初のプロゲーマー養成専門学校 学校法人慈慶学園 東京アニメ・声優専門学校(http://www.anime.ac.jp/lp/e-sports/e-sports01.html)
一体どんなことをする学校なのか?
ホームページなどを見てみると、近年海外などでは活性化しているコンピューターゲームを一種の競技としてとらえ、プロゲーマーをひとつのアスリートとして捉え養成していく学校になるということです。
確かに海外であれば、ゲームの大会もeスポーツと呼ばれて、莫大な賞金をかけて競技されております。日本では全くそういった動きはありませんが、海外はスポンサーなども付いてかなり盛んなイメージです。
そこで、この学校では何を学べるかというと、ゲームのプレー技術を学んだり、反射神経を磨いたり、インタビューの受け答えを学んだりしていくそうです。
しかし、日本ではこういった動きを聞くと、『え?ゲームの練習するの?』という反応になるかもしれませんが、海外ではすでに企業によるeスポーツ選手なども居るくらいなのです。
ファミリーコンピューターが流行した日本の意識の方が、ゲームをスポーツ化することに対しては大分遅れてしまっているようです。
そんな意識から変えていき、ゲームをしっかりとしたスポーツと捉え、ゲームアスリートとしての育成をする学校になるようです。
ゲームで食べていけるのか?
未知数な事ですし、世界で戦えるレベルとなると、今の日本は駆け出したばかりだと思います。日本人の好きなゲーム傾向とはベクトルが違うと私は思っております。
ゲームでご飯を食べていけるなら幸せという程度だと、かなり痛い目を見るのではないのかな?と思います。
私は格闘ゲームも好きなので、世界大会の映像などを見ますが、とてもじゃないけどついていけるレベルではないなと思いながら見ております。
しかし、そういった映像はやはりワクワクしますし、上手な人が使用しているコントローラーやパソコンや周辺機器などは興味が出てしまいます。
そういった意味で、周辺機器やPCメーカーがスポンサーにつくという形がとられていくのだと思います。
好きな事を限界までやってみたいというのは、悪いことではないと思います。どうしても目指すなら学費を稼いででも通ってみても良いかもしれません。
勿論独学でも強くなれればそれに超したことはないのですが、eスポーツはチーム戦が多いので、なかなかチームメイトを探すのも大変そうです。
そういったことを簡単に道にしてくれるような学校であれば、行く意義もあるのかな?と私は思います。
1期生ともなると、未開拓な部分も多いので色々大変そうだな、と人事なので思ってしまいます。
ゲーマーを一人のアスリートとして考えて、技術を向上させるとなると、一気に趣味ではなく仕事になります。そう考えると生半可な意気込みではいられない学校なのかもしれませんね。