Finding Teddyをクリアいたしましたのでクリア後の感想をつづります。
ネタバレを含みますので、まだクリアをしていない方は見ないほうが良いでしょう。
Finding Teddyのクリアにかかった時間
クリアにはだいたい4~5時間かかりました。謎解きがすぐにわかればもっと時間は短縮できるかもしれません。悩んでしまえば詰んでしまうような謎も見受けられます。
とにかくシンプルだけど美しいドット絵、雰囲気が素晴らしく、セール中に購入しましたが非常に満足の行く作品でした。
テキストの概念がほとんど無いのに、これだけの雰囲気を出し、愛着のあるキャラクターを表現できるのは素晴らしいです。
不満点は、クリックで反応する箇所が限定されていることです。あれ?クリックしているのに移動しない、反応しないなどはクリック位置を少しずらすと解決しました。
もうちょっと反応する範囲が広くても良いのでは?と思えました。
Finding Teddyクリア後の満足度と達成度
一応ギャラリーに絵などが追加する要素などもありますが、コンプリートなどは狙わず物語に集中しておりました。
要点さえわかってしまえば話自体はとても短いので、また周回してみようかとも思えます。短い話でしたが達成感とともに感慨深い気持ちが味わえました。
プレイしてよかったな、と思える。上質な絵本を見たような満足感を得られました。
総合感想
プレイ時間こそ短いですが、絵本のような感動が味わえます。テキストと呼べるものはありますが、気づくまではわからないかもしれません。
音符のような記号が26文字ということに気づけばあとは、中学生並みの英語力があれば、全ての謎は解けていけるゲームだと思います。
一部表現がキツいところなどもあるので、お子様と一緒に楽しむことはできないかもしれませんが、大人が味わえる触って謎を解く上質な絵本だと思えます。
クリックによる移動と、取得したアイテムでの謎解きと、言語入力だけなので、やっていることは昔のアドベンチャーゲームなのですが、シンプルながらも美しいドット絵と表情の多彩なキャラクターがおりなす物語は非常に心を動かしてくれます。
大事な人形を取り戻したい少女が迷い込んだ異次元のストーリーというだけなのに、これだけ味わい深いストーリーになるもんなんだと感心してしまいます。
しかし、このエンディングから、次回作がリンクの冒険のようになってしまうのはイマイチ解せないのですが、それはそれと思って楽しむのが良いのかもしれません。
Finding Teddyは全体的には短いながらも、非常にプレイし甲斐のある、上質なアドベンチャーゲームだと思えました。