デスクトップPCを使用していて、メモリの増設などをする際に、メモリスロットに色分けがしてあります。
この色って一体なんの意味があるの?と思う方も多いはずです。
メモリスロットの色分けってどんな意味があるの?
メモリスロットはDIMM1~DIMM4もしくは~DIMM6スロットあるマザーボードが多いと思います。通常4スロットが多いと思います。
そしてメモリスロットの色は二色ずつに分かれていると思います。
同じ色のメモリスロットに同じ規格、同じ容量のメモリを挿すと、デュアルチャンネルとしてメモリを使用できます。
よくメモリが2枚1対で売られているわけはココからなのです。私は過去このデュアルチャンネルを調べない無知な上に、更にケチってメモリ1枚増設したので、この恩恵は受けられないわけです。
デュアルチャンネルにすると何が違う?
同じ容量、同じメーカーのメモリを挿して無事、デュアルチャンネルと認識された場合には数々の恩恵が得られます。
CPUの処理性能の向上と内蔵GPUなどを使用した際のグラフィック能力の向上などが得られます。
もしこれからメモリを新規に購入するのならば、デュアルチャンネルに対応できるようメモリは同じ規格、同じ容量のものを購入した方がお得と言えます。
もし違う規格、容量、メーカーであったら?どうなるかというと、デュアルチャンネルと認識されないか性能が低いメモリに合わせてデュアルチャンネルされます。
たとえば2GBと4GBで同色のスロットにメモリを挿した場合、両方の2GBの容量をデュアルチャンネルと認識し、容量の多い4GBのうち余り2GBはシングルチャンネルと認識されます。
規格が全く違うようであれば、それぞれシングルチャンネルと認識されますが、メモリ容量は増設した分の恩恵は得られます。
購入する際はケチらず2枚一組が良い
私のように無知な上にケチってしまうと恩恵を得られないので、今後メモリの増設を考えるひとは2枚1組でメモリを導入するか、1枚目のメモリと同型のものを購入すると良いでしょう。
この経験を踏まえて、改めてよく調べることの大切さを身に染みてわかりました。まずパソコンの中身を見て一体コレはなんだろう?と疑問に持つ心をもっと持つようにしたいですね